ちょっと久しぶりの更新になります！
2015年7月7日 スイスのサンブランシェ（Sembrancher）という街から、16日ツェルマット（Zeratt）、
そして17日、マッターホルンのトレッカーとして登れる最高地点“ヘルンリ小屋”まで、
3つの山脈を越えるトレッキングを11日間ぶっ続けでしてきましたッ！！
僕は約20kg、ひかりさんは約14kgのバックパックを背負っての総距離170ｋｍ、
ほぼ毎日2000ｍ前後の村や山小屋をスタートし、3000m前後のルートを越えてのトレッキング。
僕らが実際に行ったルートとその詳細については下記リンクからご参照ください⭐︎
７日目 モワリー小屋→ツィナール(→サンリュックまでバス移動)
９日目 グルーベン→ザンクト・ニクラウス(→ランダまで電車移動)
シェルパ斉藤氏の『世界10大トレイル紀行（World’s Best10 Trail）』（山と渓谷社）という本に触発され、
（まだ仕事をしてたときに、たまたま本屋で手にして以来、いつか歩きたいと思っていた☆）
この、オートルート（Haute Route）トレッキングを世界一周の目玉の一つにしていました。
この本には他にも「ネパールのアンナプルナトレッキング」や「マチュピチュのインカトレイル」等、とてもおもしろそうな、
一筋縄ではいかないコースが満載。
僕等は少し違うコースではあるが、アンナプルナは新婚旅行時にトレッキングしている。
そして、10月にマチュピチュのインカトレイルも予定。
この本の中でオートルートは、フランスの「シャモニー」からスイスの「ツェルマット」となっている。
でも僕等には11日間という限られた日数しか時間を割くことができなかったので、
シェルパ斉藤氏が歩かれたおそらく6日目からスタートし、大体同じであろうルートを見つけ出し、歩きました。
（このルートには『シャモニー～ツェルマット/ザ・ウォーカーズ・オートルート』というしっかりとしたガイドブックがあるが、
僕等はスイスで英語版を手に入れることが出来なかったので、宿泊所に置いてある無料の近辺の地図と、
ネットワークに繋がっていなくても使える優秀なGPSアプリを駆使し歩き抜きました。
ちなみに現在のところ日本語版は存在しません。）
とても気持ちの良いルート。
ほぼ毎日20ｋｍ近く、標高差1000～1600mの道のりを、
20kg近い荷物を背負って、
6～10時間かけて、
登ったり、下ったり、
ネット環境があるところで宿を探して、スカイプで電話予約したり、
どうしても見つからなかったときには宿の人に次の到着街の宿を教えてもらったり、
灼熱の太陽の下、真っ黒焦げになって、皮膚もボロボロになりながら、
11日間、怪我もトラブルも無く歩き続けることができ、
肉体的にも精神的にも成長したかなと思います。
どこを見ても美しい山と花。
とてもきれいに整備された楽しいルートなのに、何故か日本人には情報が少なすぎます。
本も無ければ、歩いた人もとても少ない。
実際この10日間、アジア系の人は、僕等、そしてネパール人ゴルカ族の今UKで軍人をしているたった1人、にしか会っていません。
西洋人はめちゃめちゃ歩いています。
実際このルートで出会う西洋人はものすごく清々しい人ばかりです。
そして、村々や山小屋で出会うスイス人もこのルートを歩く人をリスペクトしてくれていて、とても気持ちが良い。
僕等はネパール人やスペイン人夫婦、オランダ人、スイス人のトレッカーにお世話になりながら完歩することが出来たと思います。
もっともっと日本の山好きにこのルートを歩いてもらいたいので、
後日、一部ではありますが詳細をアップしたいと思います。
そして、7月19日現在、僕等はドイツのミュンヘンにいます。
17日にトレッキングを終え、昨日18日に電車で約半日かけてドイツに移動して来ました。
今日はもちろんビール三昧！！
すでにビアホールとビアガーデンをハシゴし飲みまくっています！！
コレに関しても後日UPしますね。
今後のルート予定。
18～20日 ミュンヘン
21～23日 チェコ
24～25日 ポーランド
26～28日 未定（ウクライナかスロバキアかハンガリー）
29～31日 ルーマニア
8月1～3日 ブルガリア
4～8日 トルコ
9日 イタリアに戻り
10～8月末 スペインに戻ります。
かなり駆け足になりますが、スペインでのサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路トレッキングと
トマト祭り（トマティーナ）に合わせる為の強行日程。
その後のアフリカ～南米～中米～北米はゆっくりと回る予定です。
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