脱サラ三十路夫婦旅　その後・・・【就活編】

2016年8月17日

久々の更新です。

残暑お見舞い申し上げます。

2016年5月に旅を終え、3か月ちょっと経ちました。

僕らがこのブログを作った目的は

旅の日記と、

30台中盤の普通の会社員夫婦が会社を辞めて世界一周をしたらどうなった？

です。

今回からは、帰って来てからどうなった？をお伝えするためにたま～に更新したいと思います。

 

まず最初に、僕らが日本に帰ってきてからの3か月間の結末をお伝えしますと、

 

僕：就職が決まりました！

 

妻：大きな変化がありました！！

 

 

今回は僕について。

 

男性がいい歳こいて会社を辞めて、大丈夫なのか？

僕らのように海外を旅しているいい歳こいた男性は、

・鉄壁な資格を持っている

・どうにかなる精神

のどっちか。

僕は『どうにかなる精神』に近い、鉄壁な資格を持っていない、真面目？な会社員でした。

 

僕は2014年12月、33歳6か月で10年弱務めた会社を辞めて、無職となりました。

その後約1年半、妻と共に国外を放浪しました。ブログの通りです。

10年間積み上げてきたキャリアを放棄し、かなり安定した生活を捨て、無収入。

 

 

就職活動を始めたのは2016年7月26日。35歳1か月。

35歳の壁を超えた状態での再就職活動。

 

結果、素晴らしい就職活動になりました。

 

就職活動開始～内定承諾まで、お盆休みを挟んでも3週間ちょっと。

応募した企業数：30社以上

書類選考を通過した企業：20社以上

面接した企業：10社

辞退した企業：20社弱

内定を頂いた企業：3社

面接に進んでから落選した企業：0社

 

SPI等の能力試験結果　：　かなり良い出来との評価

性格診断　：　極度に内向的との評価

 

 

多くの企業で面接をしていただき、

その中で今の自分の将来を考えたうえで最適だと思われる企業を見つけることができ、

僕が会社を選ぶ立場で、１社に決めることができました。

 

年収も以前働いていた企業とほぼ変わりません。むしろ将来のことを考える上では良いとも言えます。

35歳スタートの僕でも夢を持てる環境がある会社です。

 

 

でも、今回の就職活動で感じたことは、

僕のような状況での就職活動はとても難しいということ。

35歳という年齢。1年半の社会人としてのブランク。

当然ですが、書類選考の段階で落選になる可能性は大です。

 

当然です。

僕が面接官でも、落選最有力候補です。

ブランク人間を選考している時間があったら、ちゃんとした社会人に時間をかけたいでしょう。

社会人としてうまくいかなかったからブランクがある。そう考えて当然。

時間の無駄です。

 

でも、面接をしていただいた企業では１社も落選しませんでした。

 

少しでも興味を持っていただいて、面接の時間を作ってくれた企業には、

これまでの経験、志望動機、退職して海外放浪した理由、海外放浪して何を学んだか。

誠心誠意、正直に語りました。

その結果、良い再就職活動になりました。

 

 

今回の就活で僕が感じた結論を言うと、

どんな年齢でも鉄壁の資格を持っていない限り社会人としてのブランクは非常に危険。。。

特に、35歳に近い年齢ではとても危険。

でも、もし世界を回ったり、ボランティアに参加したいという強い意志があるならば、

一度、自分が今まで社会人として何をしてきたかを棚卸してみてください。

 

・考え抜いて成功した体験はありますか？

・常に目標に向かって努力してきましたか？

・他人から、もしくは会社から認められて仕事を任されてきましたか？

・会社をコロコロ変えてませんか？

 

そして、

 

・社会人としてのブランク期間に何を学びましたか？

・それを社会人として次のステージでどのように生かせますか？

 

つまり、社会人としてブランクを作る場合は、

『これまで社会人として考え抜いて、目標を達成してきて、評価されてきたか』

『ブランクの期間に何を勉強し、努力し、次のステップに活かせるか』

この２つが絶対に必要になります。

 

SPIなどの一般常識は勉強しなければとても難しいですし、性格診断は海外放浪時の生活状況が反映されて僕のように【内向的】との評価になってしまいます。

そして、これをパスしなければ面接に進めない企業が多いです。

 

なので、安易に考えないでください。

でも、不可能ではありません。

転職コンサルタント曰く、

僕のような年齢でブランクがあるにもかかわらず再就職活動の成功は稀で、提示いただいた年収も職種での最高ランクに近い。

と言ってました。

僕は特別な人間ではなく、普通に努力し、考えてきただけです。

（あ、信頼できる転職コンサルタントに出会えるかもとても重要です。）

 

社会人として努力してください。

そして、ブランク時は楽しみながら勉強してください。

そうすれば、ブランクは社会人としての無駄な時間ではなく、キャリアアップにもつながるのではないでしょうか？

 

あと、強くスマートな身体を作ってください。

日本人としての礼儀作法を忘れないでください。

就活って見た目重要ですし、何よりブランクがあるのにだらしない身体をしていたら評価マイナスです。

海外を回ってると日本人としての礼儀作法を忘れてしまいがちですよね。

やっぱり日本の礼儀作法は世界一です。でも、日本では当たり前なんです。

 

日本を離れていた１年半をキャリアアップの期間だったと言えるように来月から社会人として努力していきます。

 

僕に関してはここまで。今後も機会があれば更新します。

 

妻の変化に関しては、後日お伝えします。

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