2016年3月21〜24日

メキシコと言えばマヤ遺跡

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映画好きの僕としては「アポカリプト」というメル・ギブソンさんが作った映画のイメージが強い。

ひたすら走り続ける映画だったので、観終わった後にすっごい疲れたのを覚えているけど、何か好きな映画だった。

 

あの世界感を味わいたい!絶対に!!

 

と、世界一周をする前から計画していました。

 

だけど!!
3月21日

チチェン・イツァ

だだっ広くて、綺麗に整頓されてて、遺跡に入ることはおろか、触ることもできない。

暑い。客多い。土産物屋ばかり。

最初はカラフルなガイコツの置物とかキャッキャ言いながら楽しんでいたけど、入り口から30m程歩くとほとんど同じ物を売ってることに気付き始める。

 

なんでみんな同じ物を売ってるのか。

大差無い同じような店がたぶん100店舗以上ある。

必死で客引きをしようと、ジャガーの鳴き声のする笛を吹いてるが、

どこも同じように吹いてるからこれも大差無い。

そして、うるさい。近くで吹かれるとビビる。

雰囲気もクソもあったもんじゃない。

 

期待しすぎていたからいけないのか。

 

ちょうど春分なので、夕方になると遺跡の蛇のオブジェ(ククルカン)に羽が生えるというカラクリがあるらしいんですけど、暑さでダウン。

綺麗に整頓されすぎていて、日陰が少なすぎる。熱射病になっちゃうよ。

帰りのバスを待つ際にも大量の観光バスがなだれ込んできてごった返している。

早目に退散して良かった。

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大神殿エルカステージョ。白黒の方が絵になりますね。

 

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頭蓋骨の台座ツォンパトリ。生贄の首を大衆にさらした。

 

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サッカー競技場。勝ったチームのキャプテンが栄えある生贄になれるらしい。

 

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千本柱

 

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セノーテ。緑色をしています。若い処女が人身供物として投下されたらしい。

 

3月24日

気を取り直してこちらも有名なパレンケ遺跡に行く。

ここは遺跡の中に入れるし、滝は綺麗だし、比較的自然のままに残されていてテンション上がる。

 

これぞ遺跡!

 

パレンケ遺跡を先に訪問して、その後にチチェン・イツァに行っていたら残念感がさらに強かったと思うから先にチチェン・イツァに行ってて良かった。
パレンケ遺跡にもお土産やさんがちょいちょいあるんですが、チチェン・イツァとは少し異なる品物。

お土産はチチェン・イツァの方に軍配が上がる。

 

パレンケ遺跡では子供がお土産を売ってます。

ほとんど同じ物です。マヤの文字を刻んだ小さなネックレス。

結構一生懸命だし、みんな痩せててみすぼらしくて、ちょっとかわいそうになる。

 

心を鬼にして買わないと硬く決めていたんですが、

1人の少年が一生懸命営業してくるので心が折れてしまい買ってあげることに。

 

少年「何月何日生まれ?

妻「⭕️月⭕️日」

少年「よし!あなたはエネルギーだ。」

エネルギーの文字だと思われる小さなネックレスを妻に渡す。

 

少年「お前は何月何日だ?

僕「⭕️月⭕️日」

少年「よし!お前はサル。」

僕「猿??

 

何だよ。猿って。

本当かよ。何か適当な気がする。

何度も「猿?」って聞き返したけど、僕は猿のようです。

エネルギーと来れば、愛だとか勇気だとか知性だとかそんな感じを期待してたのに、

 

 

1つ10ペソだって言ってたけど、猿に機嫌を悪くした僕は、このみすぼらしい少年から値切ることに決めた。

 

僕「2つで15ペソじゃなかったら買わない。」

渋る少年。

僕「じゃ、エネルギーだけで良いや。」

少年「OK。ミスター。15で。

という事で、15ペソで2つ手に入れた。

 

この効果は絶大で、その後も何度か他の少年少女から営業をかけられたが

「すでにおれは猿を買った」

と言うと去っていく。

 

この少年少女達はネックレスを売るために少しだけ英語を話せる。

平日の昼間っから営業をかけているので、当然学校に行っていないんだろう。

彼らは将来どうなるんだろう。

願わくばパレンケ遺跡の英語ガイドとかになって、安定した生活をしてほしい。

このままお土産売りで終わってほしくない。

 

とっても楽しみにしていた遺跡訪問だったけど、お土産は「エネルギー」と「猿」だけ。

そして、少年少女のことを思うと悲しくもなる。
もう遺跡はお腹いっぱいです。

 

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碑文の神殿

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階段を上がって、

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中に入れます

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迷路のようになっていておもしろい

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やっぱり遺跡は外から見るよりも、中を冒険したいですね。

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全体像。十字架の神殿より。

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狭い通路がたくさんある。

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遺跡から博物館に行く途中にある滝。とても美しい滝です。

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エネルギーのネックレス。猿は奥底にしまってあるので公開できません。

これが本当にエネルギーのシンボルなのかも疑わしい。

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博物館にあるマヤ文字。この中に猿もあるのかな。

 

【移動情報】

カンクン→メリダ(チチェン・イツァに近い大き目の街):ADO社 1等バス 364ペソ 4時間

メリダ→チチェン・イツァ:Oriente社 2等バス 往復85ペソ

 

メリダ→パレンケ:ADO社 1等バス 夜行 568ペソ 9時間

パレンケの町→パレンケ遺跡:コレクティーボ 片道20ペソ 30分

 

【入場料】

<チチェン・イツァ> 232ペソ

<パレンケ遺跡>

国立公園入場料 10ペソ+遺跡入場料 83ペソ

(だった気がする。トータル93ペソ)

 

【パレンケのレストラン】

パレンケの町では、丸ごと鳥の炭火焼が至る所にあります。

その中でも一際地元客が多い店がココ!

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こんな風に焼いてます

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こんな風に。うまそ〜

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鳥と豚を半分ずつ。

薬味と辛いソースと一緒にトルティーヤに巻いて食べます。

強烈に美味いっす!!

 

posted by Takumi
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