2015年11月2日

 

僕等の世界一周、

前半戦の最後のイベントはモアイ

イースター島です。

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キャンプ場に着いたのが15時過ぎだったので、

今日は近くのモアイとマーケットの調査。

 

目のあるモアイAhu Tahai。

キャンプ場から散歩できる距離にも沢山モアイがあります。

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う〜む。デカイ!!

 

買い物に関しては準備編に記載済み。

 

キャンプ場からも毎日美しい夕陽が見れて

イースター島本当に贅沢です。

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11月3日

この日はイースター島唯一の村であるハンガ・ロア村の南部、

Rano Kau山のオロンゴ村までトレッキング。

 

キャンプ場から歩いて、軽く山を登り、約1.5時間ってところですが、

とても美しい場所です。

 

途中、Ana Kai Tangataという洞窟を見ることもできます。

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波際の洞窟で、波が高い時はなかなかの迫力。
準備編に書いた入場チケットを購入していない場合には

Rano Kau山に入る前に購入可能です。

 

山を登りきると大きなクレーターが!

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島の水源になっているとか。

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クレーターを右に回り込むと、オロンゴ村があります。

過去に神聖な儀式(説明は割愛)が行われていた場所で、

とても綺麗に再現されていてなかなか良い。

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クレーターや青い海、

島のほとんどを見渡せる景色はとにかく圧巻!

そして、今日の夕陽は島内一の夕陽スポット、
昨日の昼間に行ったAhu Tahai周辺へ。

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目のあるモアイAhu Tahaiや

5体のモアイが並ぶAhu Vai Uriの背後に沈む夕陽は、

美しさと共に何やら物悲しい。

 

11月4日

今日から3日間マウンテンバイクをレンタル!

 

島の北部まで行く予定が、スタート直後から雨。

強くなる一方。

宿に引き返し止むのを待つが、止む気配無し。

結局この日1日、全く行動することができなかった。

 

 

11月5日

島の東側にあるAhu Tongarikiという

15体の巨大モアイの背後から昇る朝陽を見に行くことに。

 

ここは島一番の朝陽スポット!!

倒れたモアイを再び立ち上がらせたのは、

何と日本企業!

 

日の出は7時過ぎで、ハンガ・ロア村からは約22kmのアップダウンだらけの道。
マウンテンバイクでは2時間ちょっとかかるらしい。

 

なので、

前日の夜に朝ご飯のお弁当を作り、

4時に起きて、4時半出発。

 

暗いので星がとても綺麗!

肌寒いんですが、すぐに身体が温まり、半袖に。

ヘッドライトの灯りを頼りに海岸沿いの道をノンストップでひたすら飛ばしまくる。

6時を過ぎたあたりから1〜2台の車に抜かれるが、それまでは僕らだけ。

太平洋の真ん中の孤島の誰もいない真っ暗な道を、

波の轟音を聞きながら走るのはちょっと怖い。

 

6時半前、かなり早くAhu Tongarikiに到着!

 

車が2台いるだけ。

(その後日の出までには車やバイク、観光バスが到着し、約100人位になります。)

到着時、入り口からは暗すぎて15体のモアイは全く見えない。

まずは入口にある小さめのモアイで1枚。

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まだ星が出てます。

 

7時近くなり徐々に明るくなると、うっすらと15体のモアイが見えてくる。

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「えっ?!何このデカさ!!」

最初の印象。

 

朝陽が昇り始める。

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とんでもなくデカいんです!

島の他のモアイ達とは明らかに大きさが違う

15体のビッグモアイ達。

 

そして、この場所。

モアイの後ろはすぐ海になっていて、何も遮るものが無く日が昇る。

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そして、モアイ達は静かに山を見つめている。

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何故かデカさと美しさに涙が出てきた。

 

日が昇り暖かくなってきたところで、

モアイと朝陽を眺めながらお弁当を食べる。

 

前日から米を炊き始めました!

しかも!!

ペルーで入手した醤油とイースター島で買った焼き海苔!

シーチキンマヨネーズを挟んだのり弁!!

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日本にいると何も感じないと思いますが、僕等にとっては最高のご馳走!

半年振りの和食を、こんなすごい場所で食べる。

美味さ100倍!

夢中でガツガツ食べた。

結局、チャリンコで朝早く、こんなところに来る人はあまりいないようです。

今日のチャリダーは僕らだけでした。

 

お次はAhu Tongarikiの近くにあるRano Rarakuという山。

イースター島内のモアイはほとんどがこの山を削って作られているらしい。

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おそらく出荷待ちや、製作途中のモアイ達が無数に置かれている。

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まさにモアイの展示市場。

 

本来の目的を達すること無く、朽ち果てていくモアイ達は、どこか哀愁漂います。

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また、ここにはカルデラ湖もあり、見応えは十分!

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昼前になったので帰路につく。

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往路は真っ暗で気付かなかったけれど、

途中道路から見える所に沢山モアイがありました。

 

ハンガ・ロア村まで丁度真ん中のAhu Akahangaの裏側の岩壁で、

海を見ながらの軽食タイム。

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ここ、ウニめちゃめちゃいました。

今は時期じゃないので少し小さかったんですが、

旬の季節だったらちょっと危険を冒してでもゲットしてたと思います。

強烈な太陽の下、思いっきりマウンテンバイクをこぎ続け、

1時間半かからずに村に到着。

 

渇いた喉をビールで一気に潤す!!

最高(^_^)

 

本日の走行距離は50km超。

ずーっとアップダウンが続くので、距離以上に辛い。

夕食は大体パスタを食べました。

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野菜たっぷりで、

調味料やアンチョビ、ツナ、卵なども購入したので、

トマトベースや和風にしてみたり、

色んなバリエーションが楽しめて大満足!

 

そして、夕陽。

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やっぱりキャンプ場の夕陽は絶景!

毎日ウィスキー片手に夕陽が沈むのを眺めました。

 

11月6日

今日は島の北側にあるアナケナビーチまで行き、東側に周り、

再びAhu Tongarikiを見て、村に帰るルート。

 

走行距離はおそらく60km。

しかも、前日よりもさらにきついアップダウン。

と、言うか、最初の15kmくらいはずっと登り。。

 

でも、辛い思いをした甲斐がある、とてもきれいなビーチ!

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イースター島は体感温度は30℃を超えてると思いますが、それは陽射しのせい。

実際の気温は22〜3℃なので、水はとても冷たい。

残念ながら泳ぐには冷たすぎます。

 

真っ白い砂浜近くに佇むAhu Nau Nau。

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ビーチでのり弁朝食。

その後、昔の人が残した岩に描かれた絵や、

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ツルツルの岩、

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(特殊な磁場のパワースポットらしい)

不思議な岩の笛を見ながら、

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(難しい。。)

再びAhu Tongarikiへ。

 

沢山モアイを観たけれど、やはりここは圧巻!

 

この日、僕らのキャンプ場に1人の日本人の方がいらっしゃいました。

とても旅慣れた方で、毎年数ヶ月ずつ、タイやカナダ、そしてイースター島に長期滞在しているケンジさん。

 

お仕事や家族構成など一切不明。

写真も顔出しNGという不思議一杯のお人。

 

イースター島には毎年11月から年末まで約2ヶ月滞在し、カヌーや新鮮な魚を楽しんでいるよう。

 

しかも去年、イースター島で馬を手に入れて、馬でも遊んでいる。

とても賢くて可愛い馬。

 

色々な話を聞かせてもらいました。

 

しかも、明日の夜に刺身を作ってくれるとのこと!!

明日の夜が楽しみ(^_^)

 

 

11月7日

朝起きるとケンジさんが市場で魚を買ってきてくれた。

 

日本ではなかなかお目にかかれない大きさの金目鯛!

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そして、さらに巨大なヒラアジ!!

 

今晩は超新鮮な刺身が食べられます。
9時半くらいからケンジさんと島の真ん中から北にかけてそびえるテレバカ山までハイキング。

ケンジさんは山の麓の牧場に馬を預けているので迎えに行く。

ケンジさんとは一旦Ahu Akiviのモアイで別れる。

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僕等はモアイを観てからイースター島の最高峰テレバカ山登山。

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1時間程で山頂に到着!

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ここも大きなクレーターになっており、
イースター島の南側を一望できる。

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とても風が強い。

 

下山し、その後島の西側をハイキング。

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この辺りは洞窟の宝庫。

過去、

島民がスペイン人からの侵略を逃れるために隠れ住んでいた洞窟が沢山あります。

Ana Te Pahuや

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Ana Kakengaは圧巻。

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特に、

Ana Kakengaは小さな入り口を

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(番犬?イースター島は可愛い犬だらけです。)

こんな感じで入り、

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真っ暗な通路を進むと、

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(めちゃめちゃ暗いので懐中電灯必携!

僕等は携帯電話のライトだけだったんですが、暗くて大変でした。)

 

出口は岩壁につながっていて、とても面白い。

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神秘的な空間。
この日もかなりの早歩きで、ほとんどが休み無く8時間、

約35kmのハイキングと登山。

 

この4日間、めちゃめちゃ運動しました。

 

そしてそして、待望のディナータイム!!

 

山盛りの刺身!!

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(う〜む。モアイより絶景かも。w)

 

ケンジさんは日本からあらゆる必要な物を持参しているので、

当然、刺身醤油やワサビも!

 

半年振りの刺身。ワサビの刺激。

最高に新鮮で、ぷりぷりしている金目鯛とヒラアジ。

涙が出るくらい美味かった。

 

しかも、出費は魚の購入費だけなので、1人5,000チリペソ=800円程度。

 

刺身で腹を一杯にし、

しかも、ケンジさんが日本から持参したイカフライのおつまみやチーズおかきを頂きながら

夜遅くまで語りました。

 

11月8日

イースター島最終日。

ケンジさんは昨日飲み過ぎたのか朝起きてこなかったので、勝手に魚を使って朝食を作る。

 

昨日捌いた魚のアラで、味噌汁を作る。

もちろん味噌はケンジさんが提供してくれました。

さらに、骨に残った身の部分を焼く。

そして、白米。

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どれも当然ながら最高に美味い!

 

腹一杯日本食を堪能したので、当分日本食への欲求が無くなると思います。

 

12時半、ケンジさんの運転で空港まで送ってもらい、

イースター島6泊7日が無事終了。

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(虹が出ました。)

思い残すことはありません。

全てやり尽くしました!!
チリ本土のサンティアゴ到着が22時過ぎになるので、宿代が勿体無いので本日は空港で寝ることに。

 

日本を出発してちょうど半年。

 

今までケガも病気も危険な目にも会わずに順調に旅をしてます。

そして、前半戦の最後にとても良い思い出ができました。
世界一周、残り半年。

 

パタゴニアでのトレッキング、

アコンカグア挑戦、

ブラジルでの農業体験、

ウユニ塩湖やイグアスの滝、アタカマ砂漠、

中米やカリブ海の国々、

カナダでオーロラ、

グランドキャニオンやヨセミテでのトレッキング、

最後にハワイでのんびり。

 

後半も沢山予定していることがあるので、

「元気に、楽しく、安全に」をモットーに過ごしたいと思います。

posted by Takumi
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