移動続きです。
ジンバブエ→南アフリカ→スペイン→ペルーと3大陸4カ国を5日間で移動。
さらに6日目にペルーのリマからクスコまで22時間のバス移動です。
2015年10月16日
マドリードから南米ペルーのリマに移動。
夜、リマ市街の南にあるEkeko Hostel（900円くらい・高速ネット・キッチン有り・軽朝食・結構ボロい）に到着。
すぐにネットでクスコまでのバス（ExcluCIVA社のSuperCIVA。夜行バス。88ソレス 3300円くらい。割引料金）を予約。
17日
朝食を頂き、近くのスーパーマーケットに買い出しに行き、ローカルバスでExcluCIVA社のバスステーションへ。
宿の人は頑なにタクシー（15ソレス 約550円）で行くことを勧めてきたが、ローカルバスでも十分。
Avenida Arequipa通りで適当なバスに乗り、1.5ソレス（約55円）を運転手さんに支払い、
GPSで進路を確認しながら、バスステーションの近くで降りるだけ。
バス停には行き先が書かれている所と書かれていない所もあるし、
丁度この時期は道路工事中で通常ルートとは違うルートを走行したので、その辺は注意。
GPS情報と照らし合わせながらバスを選択、降車すれば問題無いと思います。
荷物に気を付けていれば安全です。
ExcluCIVA社はネットで購入しただけではチケットと認められないので、
必ず乗車40分前にカウンターに行き、
送られてきたメール情報を伝え、チケットに交換する。
乗車15分前くらいに、荷物預けカウンターで荷物を預け、
あとは乗ってるだけ。
リマ13:15発、クスコ着は翌日11:15。約22時間。
リクライニングが結構良し。トイレ有り。
夕食と朝食付きだけど、少な目なので事前に買っておくことをお勧めします。
22時間の間、パーキング等で休憩はありません。途中の乗降のみです。
時間通り、クスコに到着！
クスコの鉄道駅からさらに南のCIVA社のバスステーションでしか降りることはできません。
宿をクスコ北部の急な坂や階段がある辺り（安宿街）に予約している場合には歩くとかなり辛いです。
クスコは標高が3,400mなので、高山病の心配があるし、
しばらくは酸素が薄く感じるので息が切れるのが早い。
心配な方はタクシーを使った方が良いかもしれません。
クスコ北部のアルマス広場からさらに北の坂階段を上ったところのKurumi Hostel（800円・部屋でWiFi使える・夕方にフリーのコカ茶・夜景良し）に2泊し、
マチュピチュ、サルカンタイトレイルの準備をします。
マチュピチュまでの道、サルカンタイトレイルについて
2015年10月18日
マチュピチュまでは歩いて行こうと思ってます。
通常は電車（超高級！）でマチュピチュ村（旧アグアス・カリエンテス）まで行きますが、
歩いて行くルートもあります。
有名なのはインカ道トレイル。
でも、予約で一杯。
半年前に予約しなければダメだとか。
1日に歩ける人数が決まっている上にツアーに参加しなければならない。超超人気コース。
他にも幾つかトレイルコースはありますが、
最も難度が高いと言われているのがサルカンタイトレイル。
これをツアーに参加せずにテントと食料と防寒具と必要な道具を全て担いで4日間、マチュピチュ村を目指します。
難度が高い理由は4,600mの峠越えと距離の長さ、宿や商店が少ないので必要な食材を自分で運ばなければならない。
もちろん、ツアーもあります。
ツアーの方が一般的です。個人トレッカーは少なかった。
ツアーはガイドが居て、荷物を馬が運んでくれて、テントはサポーターたちが建ててくれて、コックが出来立ての食事を作ってくれて、
馬に乗って峠越えできるプランもあるし、体調が悪くなれば追加で馬に乗れるし、道路は全て車で移動できる。
つまり、初日や4日目に僕らが苦しんだ合計15時間程の道のりは車で移動できるし、荷物を背負わなくて良いし、
毎食コックが作る美味しい料理が食べられるし、宿もテントも個人よりは圧倒的に快適。
対して僕らは僕が25キロ、妻が15キロのザックを背負って、
5日分の食材やテント、必要な全ての物を自分達で運び、
1日10時間くらい歩き、テントは自分で張り、水は浄化して作る。
豪華な食事をしているツアーの人達の隣で、簡素な食事を済ませて、疲れ切ってるので早々に寝る。
情報は自分達で収集する。
でも、良いんです！
達成感が全然違うから！！
超楽しかったし！！！
2015年現在、サルカンタイトレイルのツアーは250ドルが相場らしい。マチュピチュの入場料込み。ワイナピチュなどの登山料金は含まれない。
250ドル以下は粗悪品ツアー。
500ドル以上の高級ツアーもあるとか。
僕等も結局150ドル以上使ってます。（食材、交通、宿、テント等のレンタル、マチュピチュ、マチュピチュ山入場料 等々）
個人で行けば達成感はもちろん半端無い。
でも、かなり体力のある方以外は、正直ツアーをお勧めします。
次からはサルカンタイトレイルについてアップします。
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