食べ物担当の妻(ひ)です。
サリアからサンティアゴまで、食事は基本的に自炊。
最後のコンポステーラで、祝杯をあげるまでは、我慢!って事で。
スーパーで買った、りんごとフランスパン、ヨーグルトを朝ご飯に、昼はカフェでコーヒーとパン、持ってきたクッキーなどで済まし、夜はパスタやインスタントパスタ。。とビール。これで1日の食費は500〜1,000円/人ほど。
巡礼路のランチ。ハモンとトマトのサンド。こんなに大きくて1個3ユーロ!二人でわけます。
これも、この巡礼を終えてからガッツリとガリシア料理を食べるため!!
しかし、サンティアゴに着く前日の夜、この日は日曜日。基本的にスペインのスーパーは日曜休み。
自炊できないので久しぶりに、外食。
その名も「PULPERIA」
スペインでタコのことをPULPO(プルポ)と言います。cafeteriaならぬ、PULPERIA。
ガリシア地方では、このpulpoがめちゃくちゃ美味しいとのこと。
実は匠さん、無類のタコ好き♡
これを楽しみにカミーノを歩いていると言っても過言ではない。
サンティアゴに着く前に、どうしても抑えられず、PULPO食べちゃいました!
ん!?柔らかい!!ただ茹でたにしては異常に柔らかい!
そして、オリーブオイルと塩とチリがいい感じに絡む。美味しい。
そして、とうとうサンティアゴに到着!
今日は祝杯だーッ!!
聖堂の近く、Franco通りにはバルがたくさんある。
お目当のバルに行く途中で、看板のメニューでプルポが安いところ(6〜8ユーロ)を見つけ、入ってみる。
地下になっていたが、お客さんがいない。
ん、大丈夫か?
が、店員のおじさんが陽気に席を勧めてくれたので、ひとまず注文。
もちろん、プルポ。魚介のスープ。そしてガリシア地方で有名な白ワイン「RIBEIRO」も!
このRIBEIROは魚介との相性がいいらしい。
まずはワイン。
結構甘みがあるけど、さっぱりしていて飲みやすく美味しい⭐︎
さて、肝心のプルポは。。。
んー。柔らかすぎ。。。前日のものよりかなり柔らかい。そしてちょっとオリーブオイルの匂いがきつい。
店員のおじさんはいい人だったけど、やはり最初に感じた、お客さんがいない、という不安は的中。
気を取り直して、次のお店へ。
「Petiscos do Cardeal」
お腹は満たされていたので、プルポと PIMIENTOS(ピーマン炒め)とワインを注文。
今度はもう一つ有名なワイン「Rias Baixas」をいただく。
こちらはちょっとお値段が高いが、めちゃくちゃ美味しい!!リベイロよりも甘くなくサッパリと飲みやすい。
そして、プルポ!
量は少ないけど一つが一つが大きい。
絶妙な柔らかさ!
ここまで3軒のプルポを食べたが、暫定でダントツの1位⭐︎
また、このpimentosがいいおつまみ!
ワイン3杯、プルポとピメントスで約20ユーロ。
そして翌日は昼からバルに繰り出す!
匠さんは自らを「プルフェッサー」と言うくらいプルポにはまってます。
昨日と同じ「Petiscos do Cardeal」へ。
ショーケースに入っているタパスがものすごく美味しそうだったので、こちらをチョイス。
バゲットにアンチョビ&チーズ、赤ピーマンマリネのツナ詰め。
たぶん、血のソーセージに、タコと野菜のマリネ。
1つ3〜5ユーロ。全部文句なく美味しい。
ここのお店はバルだけど、奥はテーブル席になっていて広くてとても綺麗。
フィステーラから戻ってきて最後のバル。
「O’BARRIL」
ここもFronco通りにあります。
プルポとワイン、サングリア、RIBEIROを注文。
結論から言うと、「Petiscos do Cardeal」にプルポ軍配上がりました!
聖堂から東側の方には、市場があり、そこでは釜から茹で上がったプルポを目の前でカットして提供している屋台もありました。ただ、一皿16ユーロとちょっとお高かったので食べなかったのですが、量も多くて、市場内のワイン屋さんに持って行って食べている人たちも多くいました。
プルポばっかりですが、もう一つ名物のお菓子。
「タルタ・デ・サンティアゴ」
アーモンドのカステラケーキ。なかなか、これが美味しい!
直径20cmほどで大きいのだけど、食後のデザートと朝ごはんでペロリと食べてしまえるほど。
宿の近くのDiaというスーパーで、約4ユーロ。2回も買ってしまった。
(ちゃんとしたお菓子屋さんとかお土産屋さんで買うと結構いい値する。)
サンティアゴ・デ・コンポステーラでは是非とも PULPO を!
高級なお店の味は知りませんが、断然「Petiscos do Cardeal」をおすすめします☆
次は、港町Fisterraの美味しい物を紹介します。
え、もうプルポはいいって?
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