2015年8月4~8日はトルコのイスタンブールに滞在しています。

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ここではイスタンブール観光の基本について記載しますので、イスタンブールを訪れる際の参考にしてください。

僕等も他の方のブログを読んで研究しましたが、 料金などの一部情報が新しくなっていますのでここでご紹介。

 

まず、市内観光をする際のマストアイテムは「 イスタンブールカード」と「ミュージアムパス」。

「イスタンブールカード」とは、市内のメトロやトラム、バス、船を利用する際にお得になるカード。

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日本のSuica等のように利用します。

通常、これらの交通機関を利用する際は 「Jetron」と呼ばれるプラスチックのコインを、4TL(トルコ・リラ)で購入し、改札に投入。切符のようなものです。

これを毎回買わないといけない。 (2015年8月現在 1TL=約45円)

ですが、イスタンブールカードを7TLで購入し、いくらかチャージします。

そうすれば改札にタッチすれば改札を通過できるだけでなく、その際の料金が4TLから2.15TLに減額されます。

しかも、1時間以内に乗り換えれば(船→バスでも可)1.5TLにさらに減額されます。

さらに!1枚のカードを複数人で使い回すことができるので、グループでイスタンブールカードは1枚あればOK

改札にタッチし、1人通過してから、再度タッチして自分が通過するというような使い方。

注意されたりしないし、みんなやってます。

イスタンブールカードは返却しても最初の7TLは返金されませんが、チャージした残りは返ってきます。

と、思っていたのですが、返却すると5TL返ってきます。ただ、チャージした余りは返ってきませんでした。

なので、チャージはギリギリ分しといたほうがいいと思います。

イスタンブールカードはかなりお得です!

 

市内各所のキオスク的な売店で購入でき、その場でチャージもできますので是非利用してください。

イスタンブールは交通網がめちゃめちゃ発達しているし、

国際バスや飛行機でイスタンブールに到着した際に、中心街のスルタンアフメッドまで最低1回乗り継ぎをしますので、その時点でJetron購入だと8TL。往復16TL。

例えば1人でイスタンブールカードを購入し往復するとしたら、

7TL(カード代)+2.15TL(往路初回)+1.5TL(往路乗換)+2.15TL(復路初回)+1.5TL(復路乗換)で14.3TL。既にお得。

複数人だとさらにお得ですし、ヨーロッパ側からボスポラス海峡を渡ってアジア側にも当然行くと思いますので、使えば使うほどお得になるシステムです!

 

そして、お次は「ミュージアムパス」(←公式サイトで入場できる施設確認できます)

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これを購入すれば主要な観光地に入場できます。

たぶん、イスタンブールに来た際には「アヤソフィア」と「トプカプ宮殿」、「ハーレム」、「考古学博物館」、「※ブルーモスク」には訪れると思います。

これらのほとんどは入場するのにかなりの列を並ばなければチケットを購入できません。(時間帯にもよりますが)

でも、ミュージアムパスがあればチケット購入の列に並ばなくて良いので、それだけでもかなりの時間短縮になります。

しかも、以前はこのミュージアムパスは「3日間用」と「5日間用」がありましたが、

今は「3日間用」の85TLで5日間使えるようになっていました。

 

「※ブルーモスク」は無料で入場できますが、時間帯や観光バス・観光船の状況によって長蛇の列。

(お祈りの時間には入場不可、ドレスコード有り。布は肌と頭髪を隠す用の布を貸してくれます)

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アヤソフィアとトプカプ宮殿、ハーレム、考古学博物館で90TL(だったかな?)かかりますので料金的にもお得になります。

 

さらに入場できるのはこの4カ所だけではないので、観光地を巡れば巡るほど時間的にも料金的にもお得になります。

購入は各ミュージアムのチケット売り場で購入します。

スルタンアフメッド内で空いているのは「モザイクミュージアム」。

まずはここへ行き、ミュージアムパスを購入し、美しいモザイク画を堪能してからメインの観光地をスルーで入場するのが良いと思います。

また、観光地の近くにミュージアムパスと同じデザインのワゴン車が停まっていることがあるので、そこで購入することもできるみたいです。

 

食事について。

イスタンブールと言えば、「ケバブ」!そして、「鯖サンド」や「トルコアイス」あたりが有名ですね。

激ウマです!

ケバブは「ドネルケバブ」や「シシケバブ」、「イスケンデルケバブ」等様々。

回転している肉を削ってパンに挟んで食べるのはドネルケバブ。

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串焼きの肉をパンやご飯と一緒に食べるのはシシケバブ。

ヨーグルトと一緒に食べるのがイスケンデルケバブ。

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他にもたくさん種類はあり、色んなケバブを食べるのもイスタンブール観光の楽しみの一つ。

ドネルケバブはチキンやラムがありますが、チキンは3TLくらいで食べられるようですが、ラムは8TLくらいします。

シシケバブはチキンでも10TLくらい。

イスケンデルケバブはちょっと高くて20TL前後といったところでしょうか。ただ、ケバブとヨーグルト、めちゃめちゃ合います!

 

お店の格にもよりますし、肉の種類にもよりますので、大体の値段です。

そして、イスタンブールには魚介がたくさんあります。

特に鯖は脂がのっていて本当に美味しい!

 

有名な鯖サンド屋ですが、スルタンアフメッド側からガラタ橋を渡る前の左側で3隻の派手な船が鯖サンドを大量に作ってます。

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最近は鯖や玉ねぎの値段が上がったとのことで、1つ8TLしますが、納得のうまさです。

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ここはトルコ人に教えてもらったので間違い無く美味いし、楽しいです。

たっぷりのレモン汁とお好みで塩を少々かけて食べます。

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他にもイスタンブールではたくさんの魚介が安く食べられるので試してみてください。

 

「トルコアイス」は日本でも一時期流行りましたね。

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大好きでしたが、最近あまり見なくなりました。が、もちろんトルコではそこら中で食べられます。

Dondurma」と言う名前で売られています。

3TLくらいからあり、パフォーマンスしながら売っているところを多く見かけ、パフォーマンス中は人だかりができています。

僕等も色んなところで食べていますが、チェーン店のMADOというお店は種類もたくさんあり、3.5TLから食べられます。

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写真のお店は、スルタンアフメッドからガラタ橋を渡ってタクシム広場へ向かうイスティクラル通りにあるお店。

トラムのスルタンアフメッド駅前にもあるのですぐ見つけられると思います。

ボスポラス海峡を渡ったアジア側の「カドキョイ」の街中にもありました。

 

ちなみに普通のソフトクリームはBurger Kingで1TLから食べられるので暑い日は最高です。

 

あと、あまり知られていないのが「ココレチ」というサンドと「濡れバーガー」。

 

「ココレチ」は細かく刻んだモツと野菜をスパイシーにしてパンに挟んで食べるもの。

これがめちゃめちゃウマイ!

値段も安くて僕等が行った「ゲディクパシャ バルックチュス」という店では5TLで食べられます。

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この店はトラムのスルタンアフメッド駅から2駅の「ベヤズイトカパルジャシュ」という駅から南に100m程レストラン街を下ったところにあります。

小汚い店ですが、英語が話せるスタッフもちゃんといます。

この店はたっぷり脂の乗った鯖が1匹8TLで食べられたりして素晴らしい!

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たっぷりのレモンと玉ねぎを添えて食べます。

他にもたくさん種類があります。 ただ、このお店は写真禁止。

焼き鯖を撮った瞬間に、写真ダメと言われてしまったので、ココレチを紹介できないのが残念です。

 

濡れバーガーはまだ未経験。

明日がイスタンブール最終日なのでトライしてきます!

*なんと今、モスバーガーが東京・神奈川県限定で、この「濡れバーガー」を参考にしたナポリタン風味バーガーを発売したらしい!

 

そして最後に「客引き」等。

こういった国には付き物ですが、本当に多い!

「レストラン」と「絨毯屋」の客引きです。

レストランはまだマシ。歩いてるとめちゃめちゃ声をかけられるが、彼らは店の前から離れません。適当にイナせば問題無し。

たまに面白いことを言って笑わせてくれるし。

 

ですが、絨毯屋は気を付けて下さい。

彼らはめちゃめちゃ上手な日本語を使います。おそらく日本に絨毯を卸していたり、ケバブ店を展開していたり、日本で働いていたり、

かなり日本についての情報も持っています。日本が大好きなのも間違いないと思います。

日本のTVがイスタンブールに来たときも彼らと行動を共にすることが多いようです。

 

僕等が相手をした「アフメッド君」は、日本でケバブ店を展開していたり、日本のホテルのトルコフェスティバルのようなところで店を出したり、

日本人と一度離婚し、再度日本の彼女と結婚を考えている様子。

さらにテレビ番組の「旅ザル」にもかなり長時間出演し、岡村さんや東野さんとの写真を持っています。

そして、顔も岡村さんにそっくりです。

彼からは色々とイスタンブール情報を教えてもらい、絨毯屋に連れて行かれ、店長らしき人と数十分日本の現状について議論しました。

もちろん何も買いませんでしたが、時間の無い方には正直面倒なだけだと思います。

僕等は時間もあったのでお茶を頂きながら「買わないよ。お金無いもん。」的なやりとりを楽しくさせていただきましたが、

物分りの良い絨毯屋ばかりではないと思いますのでご注意。

 

彼らは「兄弟が日本人と結婚した」だの、「いとこが日本人と結婚した」だの、「日本に今度行く」だの「日本で働いていた」だの

限られたパターンで日本とのつながりをアピールしてきます。

会話を楽しみ、気に入ったら買ってあげ、断るときはハッキリ断った方がお互い時間の無駄にならないと思います。

 

まだまだイスタンブールのお得情報は沢山あると思います(トルコ石やカラスミについて等)が、僕等からはこんな感じ。

 

次回はイスタンブール観光編をアップ予定です。

 

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