アイスランドの後半は晴れの予報が出ているので、アイスランドの大自然の中で2泊3日のキャンプをしてきました。
(2015年6月19~21日)
*アイスランドの長距離バス Reykjavik Excersionsの周遊パスを使わずに、あらかじめwebから路線を予約。
ルート6を利用し、レイキャビク→シンクヴェトリル(泊)→グルフォス→ゲイシール(泊)→レイキャビクで、10,700ISK
1泊目は『世界遺産 シンクヴェトリル国立公園』内のキャンプ場(←キャンプサイトHP)
そして、2泊目は『ゲイシール間欠泉』まで徒歩1分のキャンプ場
どちらも見所満点のキャンプだったんですが、まずは1日目の『世界遺産 シンクヴェトリル国立公園』。
世界遺産シンクヴェトリル国立公園には『ギャオ(ギャウ)』という名の『地球の割れ目』がある。
コレ。
何を隠そう、この『地球の割れ目ギャオ』は東のユーラシアプレートと西の北米プレートの境目で、
地上でプレートの境目を見ることができるのは地球上で2箇所だけ。その1つがこの国立公園。
そして、約1100年前からこの場所で『アルシング』と呼ばれる民主的な集会が開かれていたということで、
世界最古の近代議会が開かれていた場所であるとされている。
なので、この場所は歴史的にも地勢的にも重要でユネスコ世界遺産に登録されている。
この場所で許されていることは『保護すること』と『訪問すること』のみ。
こんな場所でキャンプができるのもアイスランドの特徴なんじゃないでしょうか?
レイキャビークからわずか45km。バスで1時間前後で到着します。
水と緑がとてもきれいな公園なのに、荒々しい『ギャオ』がそこら中に点在している。
こんな感じの小さいものから、
こんなに大きいものまで、
形は様々。
『ギャオ』の中を歩くこともできます。
一般ルートはこんな感じ。
ちゃんときれいな道が作られています。
でも、僕等が迷い込んだ場所はこんな感じ。
道は何となくある気がするんですが、誰も歩いてなかったんですよね。
(※注 僕メガネかけてますが、伊達です。風と寒さで涙が止まらないので、寒いところでは極力つけるようにしています。)
1時間くらい荒い岩の道を歩き続けると、
滝に出ます。
滝からキャンプ場に戻るときは、何も無い苔と溶岩大地を延々2時間歩き続けました。
看板はあるけれど、なんて書いてあるかわからない。わからないけど、あと2kmとか書かれていると歩きたくなってしまう。
アイスランド語は世界一難しい言語と言われているらしく、本当にわけがわかりません。
歩き疲れてキャンプ。
何とココはキッチンもシャワーもあるんです!
さらに、トイレは暖房が入っていて温かいし、なんと、洗濯機・乾燥室まである!!
テント場の草原と、このキャンパー用建物しかない、めっちゃシンプルだけど、
今まで行ったキャンプ場の中でも一番に設備が良いかもしれない!
地球上でも珍しい、地球の割れ目でのトレッキング。
世界遺産内での至れり尽くせりなキャンプ。
とても良い経験が出来ました!
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