毎日本当に忙しい。
仕事もせずに旅行をしているので『嘘つけ』とお思いでしょう。
がしかし、毎日宿を探し、交通機関を探し、楽しい場所を探し、お金をかけられないので歩き、安い食料を探し、自炊し、大量の荷物をパッキングし、観光し。
宿代節約のためにドミトリーに宿泊するので他人に気を遣うし。意外と大変。
一般的なバックパッカーは結構長い間その場所に留まり、じっくり観光したりゆっくりしたり、時にはダラダラする。
その方がその土地の雰囲気に馴染めたり、深く理解できるから。
でも僕等は限られた期間の中で少しでも多くの風景を見たいし、文化に触れたいから、ひたすら移動する。
どっちが良いのか分からないし、ゆっくり旅をしている人達をうらやましく思うけど、僕等にはしっかりとした予定があるので、
それをこなすために毎日動く。その中で少しでもその土地に馴染めるように努力する。
日本を出て1ヶ月以上、フィリピン留学から数えれば7ヶ月。一日も休まず、ひたすら動き回っています!
そんなこんなで結構身体も心も疲れますが、やっぱり絶景を見ると疲れが吹き飛びます。
地図上で『この地形はフィヨルド!』と99%の人は言えると思います。
でも、実際フィヨルドを見たことがある人はどのくらいいるのでしょうか?
僕等が訪れたのは世界遺産のネーロイフィヨルド。
フィヨルドは地図で頻繁に見るし、写真を見ることもあったけど、実際にフィヨルドを観ると、そのスケールや美しさに終始感動が収まらない。
長い長い年月をかけて氷河が削り取った長い長い岩肌に、美しい緑と河と氷と滝。家々はミニチュアのようにかわいらしい。
僕等はプレーケストーレンの街、『スタバンゲル』から夜行電車に乗り、一度オスロ近くの『DRAMMEN』という街まで8時間かけて行き、
さらにそこから「ベルゲン鉄道」という人気の鉄道に乗り換え、7時間かけて『VOSS(ヴォス)』という街に向かった。
実際に今日の目的地『FLAAM(フロム)』まで行くには『ヴォス』の手前の駅『MYRDAL(ミュールダール)』で降りなければならないが、
ベルゲン鉄道はヴォスまでが絶景!どうせ鉄道使い放題のEURAIL PASS(ユーレイルパス)を持っているので折角の絶景を見逃すまいと
乗り越ししてみる。
(ヨーロッパを鉄道で旅行する際には、是非ユーレイルパスの使用を検討してみてください!
すこし縛りの多いパスですが、有効利用すれば大幅に鉄道料金を削減できます。
ヨーロッパの鉄道は絶景で快適です。でも、高い。ユーレイルパスが強い見方になってくれるハズ!)
車窓から。
まだほとんどが雪で覆われていた。雪景色も良いが、雪が解けると緑と小川と山々で美しいらしい。
ヴォスに到着。
北欧は「トロール」が有名みたいです。
同じ道をこんどはローカル電車に乗って、『ミュールダール』まで戻る。
僕等2人だけの貸し切り電車。こんな絶景電車に乗客は僕等二人だけ。贅沢だが、客少な過ぎね??
『ミュールダール』からこちらも観光電車「フロム鉄道」に乗り換える。
約1.5時間かけてフィヨルドの上、標高800mの『ミュールダール』から1mの『フロム』までゆっくり景色を見ながら下っていく。
ちょいとお高いし、満席になる。
標高が下がるにつれて雪が無くなり、緑の綺麗なフィヨルドの谷間にたどりつく。
『フロム』に到着!
簡単にフィヨルドの絶景を楽しむことのできる町なので、観光客で溢れています。
でも、小さな町。決してホテルの数は多くないので宿泊料金かなり高い。。
スーパーマーケットに立ち寄り、冷凍食品を買い、宿に向かう。
右下の白いのが本日から2泊するドミトリー。
『フロム』の町から1km程離れていて、去年洪水によって大きな被害を受けたらしい。
道路などは整備中で決してキレイとはいえないが、ここからの景色は抜群に美しい!
次の日に近くの滝までトレッキングをする。
入り口がわかりにくい。
羊がたくさんいる。
ジンギスカン喰いてぇ~!!!
滝到着。
滝壺の近くまで行ってみるが、
強風と水しぶきで台風のようになっていたので、断念。
滝の近くの丘にも羊がいる。
景色も良い!家や緑がキレイすぎて、ミニチュアを見ているよう。
その後も少し町を歩き、景色を楽しむ。
宿の近くにヤギがいて、たまに近づいてくる。
意外とかわいらしい。
宿の部屋の飾り。
ノルウェーはバイキングやトロールのかわいらしいお土産品がたくさんある。
トロールを1匹飼うことにした。
ロングテールトロル“TROND”君!近視なのでよく頭をぶつける子らしい☆(超倹約家のわたしが、一目惚れでお買い上げ!!)
長いけど、一気にノルウェー書いちゃいます。
次の日、フィヨルド内を船で移動し、次の目的地の『ベルゲン』に向かう。
『ベルゲン』はノルウェー第二の都市で、国際空港がある。ベルゲンからアイスランドに飛ぶため。
『フロム』からフェリーでネーロイフィヨルドを渡り『グドヴァンゲン』の町まで行く。
言葉や写真では到底表現できない絶景。
僕等は苦労せずに誰でも観ることができる絶景にはあまり興味が無いが、これは本当に素晴らしかった。
めちゃめちゃ寒かったけど、おススメです!
『グドヴァンゲン』到着。
『ベルゲン』行きのバスを待っているときにすごい滝に出会う。
初めて消える滝を見た。風が吹くと消える。
こんな風に。
バスを待つ1時間。楽しませてもらった。これが何の観光名所でもないから、フィヨルドはすごい。当たり前の景色ってことでしょう。
『ベルゲン』には午後7時過ぎに到着し、明日は10時の飛行機。
なので、世界遺産ブリッゲンだけでも観ておこうと、すぐ観光する。
「よく倒れずに残ってるな~」と感心するほど斜めの木造家屋。家と家が支えあっている感じ。
奥は長屋のようになっている。
家と家の間から家が出てくる。
とても不思議な雰囲気の場所。
13~16世紀にかけて商人の事務所や家として立てられたらしい。木造なので何度も燃えてしまっているようだが、
その度に同じように修復されてきているようです。
中は迷路のようになっていて、楽しいです。
ベルゲンは港も街も美しい。
簡単に観光を終え、ドミトリーに戻る。
少し長くなってしまいましたが、今はアイスランド2日目の朝。
これから8日程アイスランドに滞在しますが、ちょっと天気が心配。
とりあえず今日は世界最大の露天風呂『ブルーラグーン』に行って来ます!
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