夫(た)です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
インドのリシケシュでヨガ苦行を終え、次なる目的地、ネパールはルンビニ。言わずと知れた仏陀生誕の地。沢山のお寺があると聞いています。
けど、特に興味があるわけではない。 本来ならカトマンドゥに直行でも良いが、せっかくなので世界遺産にちょっと寄り道。 ルンビニはインドとネパールの国境の街スノウリからバスで1時間程で着けます。一気にカトマンドゥに行くと、さらに7時間程追加でバスに揺られなければなりません。お尻が持ちません。 リシケシュからルンビニまでも27時間くらいかかるのに追加で7時間はちょっと。。
3月17日朝6:00 いつものようにmeditation(瞑想)の修行を1時間、 その後ヨガを軽く40分程する。
支度を済ませ、リシケシュ最後の食事に近所のターリー屋さんへ。
ここは初めて行く。出発までに時間が無いし、安いので近場で済ます。 が!なんと、この店が激烈に美味かった!ダルスープやチャパティはおかわり自由だったし、味もちょっと辛くて丁度良い。それが40Rs約80円。
チャパティーはママさんが釜戸の直火で膨らませてくれます。焼きたてがうまい!
近くに美味しいターリー屋があるとは聞いていたが、まさかここだったとは。 店というにはあまりにも青空すぎるし、恐ろしいくらいハエが飛び回ってるし。 でも、この味なら許せる!毎日でも行きたかった。 またリシケシュに来ることがあれば、必ずここで毎日飯を食おう(^_^)
パッキングを終え、11:30に宿泊先shri ved niketanを出る。10日間快適に過ごしました。2人でなんと2500Rs約5000円。1日1人たったの250円。追加料金一切無し。毎日瞑想、ヨガクラス2回無料。水、電気使い放題。 あり得ん。。
ラムジュラ橋のリキシャースタンドから貸切リキシャーに乗り(バックパックがでかいので乗合リキシャーには乗れなかった)、リシケシュ市街のメインバスターミナルへ。約20分1人50Rs。
メインバスターミナルに到着するとすぐに大量の男達から『どこへ行く』の聞かれ、『ハリドワール』と応えるとバス乗り場まで連行される。 リシケシュからハリドワールまではバスで1時間。35Rs。超満員。
ハリドワール駅前に13:00時過ぎに到着。電車の時間が17:00なので時間を潰す。バックパックは重いし、めちゃめちゃ暑いので観光する気無し。レストランに入って時間を潰す。
15:30頃、トイレに行きたくなったので駅に向かう。インドのレストランはトイレが無いところも多いので、入る前に確認しておいたほうが無難です。
リシケシュとは違う、『インドに来たな〜』という雰囲気。クラクション、生ゴミと排気ガスと人の臭い、客引きのしつこさ、溢れる人。全部無視し、駅へ。
駅には高級車両に乗る人用の待合室がある。 トイレとシャワーと椅子が完備!モバイルの充電もできる。 もちろん高級車両を予約できず、最低の寝台車両に乗るハメになった僕等が入れるところではありませんが、『外国人はスルー』という某ガイドブックを信じ、入ってみる。
スルー。
特にキレイというわけではないのですが、安全そうな場所。外は物騒です。人だけでなく、猿も僕らの物をスろうとしているので気が抜けない。
トイレや歯磨きをして過ごしていると、『パーマン』のトレーナーを着たインド人の子供がいる。『パーマンはインドにも進出してるのか〜』って感心していると、そのお母さんと目が合い、『この子パーマン着てますけど。』的なジェスチャーをしてくる。微笑みかけると子供が照れている。お母さんは『日本人の方に行って来なさい』的なことを子供に言っている。
暇なのでインド人の子供と遊んであげても良いかなって思っていたが、すぐに間違いだと気付く。カメラを奪われ、いじりまくる。いじるだけなら良いが、落として壊されでもしたら。実際カメラは重く、子供も悪戦苦闘している。安定しない。取り上げたかったけど、ケチな日本人と思われるのが嫌で我慢。明らかに作り笑い。だって、インド人にカメラ壊されでも多分弁償してくれない。
ヒンドゥーの神に祈りつつ、しばらく一緒に遊んでいると、『危ないからやめなさい!』的な感じでお父さん登場!
助かった。子供とお父さんがしばらくモメた後、子供は次のおもちゃをお母さんの鼻と決めたらしく、嫌がるお母さんを気にせず鼻をつかみまくっている。
その後、お父さんと軽く英語で会話する。 行き先や仕事や住まいについて。 その頃には既に電車の乗車時間になっていたが、僕らのホームに違うと思われる電車が停まっている。親切にもお父さんが状況確認の方法を教えてくれる。お父さんに礼を言い、駅員に僕等の電車は何時になるのか問う。
僕『僕の電車は時間変更し、◯◯時発になってますが、何時に到着しますか?』
駅員『この電車だ』
僕『ボードには◯◯時発になっています。』
駅員『それがこの電車だ。乗れ』
僕『本当に?ありがとうございます!乗り遅れるところでした。』
駅員『気を付けろよ。ジャパニーズ。』
妻を迎えに行き、親子に礼を言い、電車に向かう。僕等の車両を探していると、電車が出発し出した!マジで??
乗車時間は過ぎているが、出発時間にはなっていない。おかしい!逆方向に進んでる?
やはり1本前の電車でした。 インド人に騙されるところだった。 このように親切なインド人に出会うとすぐに適当なインド人にも出会う。たまに悪意のあるインド人にも出会う。これはインドに限ったことではありませんが、日本に長く住んでいると世界スタンダードの適当さに気付かず、つい人を信用してしまう。 勉強になる。
ともあれ、約40分遅れで到着した電車に戦場のような席取り合戦を終え、何とか15時間お世話になる僕等の場所を見つけることができた。 8席(3段ベッド2つ、2段ベッド1つ)の僕等のスペースに何故か12人のインド人と僕等の2人がいる。 どのように予約をすればこうなるのかはわかりませんが、長旅が始まりました。
妻が1番上、僕が真ん中。間隔が狭いので座ると頭を打ちます。エアコン無し。
一般的に1番上が比較的安全。スられにくいので。旅行者は1番上を予約するのがベター。
ま、妻のように頭を何度か扇風機にぶつけると思いますが。
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