2016年3月11〜19日

カリブ海の社会主義国、キューバに行ってきました。

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ここは言わずと知れたチェ・ゲバラが前議長フィデル・カストロ、現議長ラウル・カストロらとともに革命に成功した地。

しかも、54年ぶりにアメリカとの国交が回復したことで最近では日本でもキューバのことはニュースなどでかなり耳にしているんではないでしょうか?

3月20日からオバマ大統領がキューバを訪れるので、首都ハバナは急ピッチで工事が進められていたり、観光客をハバナから遠ざけるための観光措置がされていたり、ちょっといつもとは違うキューバのようです

 

アメリカとの国交回復で「脱・社会主義?キューバの雰囲気が変わっちゃうの?」とも言われているようですが、

現議長のラウル・カストロ氏は、脱・社会主義は無いと言っているようだし、国民もしばらくはキューバは変わらないと信じているので、当面はキューバの古く不思議な雰囲気は残るんでしょう。

でも、徐々に変わっていってしまうと思うので、興味ある方は少し長めの休みが取れたら是非キューバを訪れてみてください!

楽しいです!!

 

前置きが長くなってしまいましたが、キューバは3つにわけでは書いていこうと思います。

1.イントロ

2.ハバナ&ビニャーレス

3.トリニダ&バラデロ

今回はイントロということで、まだまだ前置きです。

 

3月11日

メキシコのカンクンからエアロメヒコ航空でキューバの首都ハバナへ。

 

<ツーリストカード>

キューバに行くにはツーリストカード(ビザ?)を購入しなければなりません。

1枚20USDで、空港で手に入れるか、街中の旅行会社で手に入れます。

エアロメヒコ航空の場合にはチェックインカウンターの前で「ビザ持ってるか?」と聞かれ、持っていないとチェックインできません。

(一般的にツーリストカードと言われていますが、空港職員はビザと言っていました)

ツーリストカードはエアロメヒコ航空のカウンターで購入し、その場で記入します。

ただ、空港のツーリストカードが在庫切れの可能性もあるらしく、事前入手がベターのようです。

僕らは事前に購入したいと思い、マイアミからカンクン到着後に出発ロビーでツーリストカードを買おうと思ったんですが、到着ロビーから出発ロビーに行くことができず断念。

街中の旅行会社でツーリストカードを購入するといくらか手数料が取られるようです。

僕らは無事、当日に空港でツーリストカードを入手できました。

ツーリストカードは半分を入国時に、残りの半分を出国時に提出しなければならず、出国時までにツーリストカードをなくしてしまった場合は再購入しなければならないようです。

 

<お土産>

ハバナの空港では街中よりも安くTシャツなどのお土産を手に入れることができる、という情報がありました。

キューバから日本への郵便小包は他の国と比べてとても安いので、空港で購入し、市内の郵便局から日本に送る人も多いようです。

でも、ハバナ市内のお土産やさん(特にサン・ホセ民芸市場)は交渉次第で空港の値段よりも安くすることができます。

ちなみに、キューバから日本への郵便小包は6kgで700円くらいと強烈に安いらしい!

僕らもお土産や不用品を送ろうと思ってたんですが、オバマ大統領が来るので小包業務は停止していました(泣)。

 

 

キューバで旅行者がぶちあたる壁は、

⭕️ネット環境

⭕️お金(現地通貨)と両替

⭕️宿

この3つだと思います。

詳しくは他の方のブログやガイドブックにも書かれているので簡単に。

 

<ネット環境>

基本的にWifiありません。一部の高級ホテルなどでWifiを使うことができますが、有料です。

僕らは9日間全くネットを使いませんでした。

日本のニュースを知ることができないし、旅行の計画を立てたりするときにも不便だけど、割り切っていれば大丈夫!

PDF化した地球の歩き方と、ハバナとトリニダの宿にあった地球の歩き方や情報ノートが僕らの情報源。

キューバ入国前にある程度調べておくことが必要です。

Kindleとかで本をたっぷり持っていくことをオススメします。

 

 

<現地通貨と両替>

観光客用の兌換ペソ(CUC)と国民用の人民ペソ(CUP)を使い分けなければなりません。

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(写真は3CUP。カッコイイ)

1CUC=25CUP=1USDが固定レートになっていますが、

・カデカ(両替所)で両替可能

image(小さいブースがカデカ。並んでます。)

ユーロ→CUPは大体1%前後の換金手数料なのでユーロからの換金が有効

・日本円は3〜5%くらいの手数料

・メキシコペソは結構悪く10%くらい(空港)でした。

・米ドルは手数料にさらに10%上乗せされるので最もレートが悪くオススメできない

・ATMの数は少ないけどVISAやMasterが使えます。Plusは使えません。

引き出し金額によって手数料が変わります。

1〜50CUC引き出すと、手数料1.5CUC

51〜100CUCだと、3CUC

101〜150CUCだと、4.5CUC

僕らが使ったATMでは150CUC以上は引き出せませんでした。

ATMの手数料も3%なので、まぁ悪く無いかと。

空港でもレートは同じだったと記憶してます。

CUCの方が信用度が高いので、多くの場所で使用できますが、ローカルバスやローカル食堂などではCUPしか使えない場合があります。

ただ、ローカル食堂でCUPで支払いをしても、CUCでお釣りがくることもあるので、わけわからなくなる時もあります。

あと、CUPで支払う食事はアイスクリーム3CUP、安ピザ10CUPなど、かなり安いのでCUPはそれ程必要になりません。

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移動も宿もお土産もレストランもビールもCUC払いがメインになります。

貧乏旅行でない限り、CUPは必要無いでしょう。

 

<宿>

日本から高級ホテルを予約しておく場合は問題無いですが、

安宿は基本的に「個人の家(Casa:カサ)に泊まる」です。

場所にもよりますが、ハバナ市内だと朝食付きで12〜20CUC、夕食は追加で5〜10CUCという感じです。

個人の家だし、ネット環境が限られているので予約方法は宿によって違ってきます。

観光客を泊めてくれるCasaは観光地であれば至る所に無数にあります。

でも、キューバに着いた日1泊分は予約しておくことをオススメします。

その方が動きやすいと思います。

 

僕らはハバナ市内では日本人のみ宿泊可能な宿、Casa Estrella(通称:アニータの家)に宿泊しました。

ここは情報収集に最適なのでオススメです。

軽朝食付き12CUC。

予約方法は少し特殊です。予約無しでは泊れません。

http://cubayoko.tokyo/

興味がありましたら、ここから予約方法など確認してください。

 

あと、リッチなオールインクルーシブリゾートを格安で楽しむこともできます!

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以上が簡単なイントロ。

 

50年代のクラシックカーが走りまわり、社会主義独特の建物と植民地時代の建物が混じり合った不思議な雰囲気の街、サルサ音楽とダンス。

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そして、物乞いが少なく、人種差別も無い(純粋な先住民のキューバ人は絶滅。ヨーロッパ系とアフリカ系と混血)らしいし、人々は幸せそう。

外国人にとっても危険の少ない国らしい。

 

日本にいるとあまり気づきませんが、日本以外の世界中では物乞いが本当に多い。

貧富の差がとても大きいんだと思います。

街を歩けば数ブロックに1回声をかけられることなんてザラです。

でも、キューバではめちゃめちゃ少ない。

 

社会主義といえば独裁者一部の金持ちというイメージでした。

実際、前議長のフィデル・カストロは50年以上もトップの座に君臨し続けたにも関わらず、

街中に彼の笑顔の看板やお土産品が売られていて、いまだに国民から愛されていることが伝わってきますし、

観光業を中心に経済を立ち直らせ、国民も明るい。

 

社会主義に関しては勉強中なので偉そうなことは言えないですが、こんな社会主義ならありなのかもな?なんて思ったりもしました。

僕はチェ・ゲバラではなくて、むしろカストロに興味を持ってしまいました。(私はもちろんイケメンのゲバラです♡)

ちょっと勉強してみようかなと思います。

 

そんな魅力たっぷりのキューバ観光は次のブログから。

posted by Takumi

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