サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の基本情報はこちら。
今回は巡礼路について。
(巡礼路のマスコットキャラ)
100kmと言えば長く感じるかもしれませんが、
実際には5日間ゆっくり歩いて、昼過ぎには次の宿に着いて、
夜までゆっくりしたり、お酒を飲んだり、シーフードを中心とした食事を頂いたり。
たったの100kmだけの巡礼であれば、ほとんど苦はありません。楽しいだけです!
2015年8月13日
初日、100kmスタート地点のサリアの町のアルベルゲ「BARAQUE」から
約23km歩いてPurtomarinのアルベルゲ「AQUA」へ。
ちなみに5日間とも同じような風景が続きますが、
どこも気持ちの良く、スペインのきれいな自然とのどかな村々と触れ合いながらのハイキング。
サリアの町は大体110km地点にあるので、途中100kmポストを通過します。
落書きだらけ!!
僕らは初日の途中から日本人の医学部生と行動を共にしました。
彼女は日本からドバイ経由でマドリードに到着し、そのまま空港からALSA社のバスでLugoへ。
夜だったためバスが無かったので、タクシーでサリアまで来て、次の日早朝から歩き始めたとのこと。
ツワモノです。
でも、その気になれば日本を出て、2日後の朝には歩き始めることができます。
しかも、彼女は通常5日間の道のりを4日間でクリアしたらしい。
2日目
この日は27km歩き、Palas de Reiのアルベルゲ「A Casina」へ。
この宿では、チェコからロードバイクで1,600kmほど走ってきているおじさまや、ピレネー山を越えてきたおばさま2人と出会いました。すごく元気です。
ちなみにこの宿、昔刑務所として使われていたそう。でもドミは広くて綺麗だしバスルームも広くて良かった。
3日目
この日はちょっと短く、14km歩いてMelideのアルベルゲ「Melide」へ。
18ベッドと22ベッドの大部屋が2つあったけど、夕方にはほぼ満室。
トイレ、シャワーも綺麗で不便なし。
キッチンも本当は巡礼者用ではないみたいだけど、人が少ない昼間には使わせてくれた。
4日目
昨日短かった分、かなり歩いて38km。O Pedrouzoのアルベルゲ「Porta de Santiago」へ。
この日は前日に宿を予約することができず、到着してから宿を探しましたがほとんど満室。
5軒捜し歩いてやっと見つけました。
40km近く歩くのはけっこう疲れますし、到着が15時過ぎになってしまったので宿を見つけるのも難しかった。(ようやく見つけた宿でも私たちの後、4〜5人入ってきて満室になった)
やはり1日25km前後にして、昼過ぎに到着するよう心がけたほうが良いかもしれません。
ここはキッチンなし。屋上に洗濯機、洗濯干し、自販機、水道と冷蔵庫はあり(調理はできない)。
5日目 最終日。
朝早く出発し、
21km歩き、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂へ。
12時から巡礼者のためのミサが開かれるので、これに間に合うように。
11時過ぎに到着しましたが、すでに聖堂内は巡礼者でいっぱいに!
美しい聖堂です。
ミサの後半には巨大な香炉を振り回します。これが名物らしいのですが、確かに圧巻!
元々は長期間歩いた臭い巡礼者の臭いを和らげるためだったらしい。。
本来は、オブラドイロの正面から入り栄光の門に座す聖ヤコブに出迎えられるはずなのだが、
残念なことにこの門が改修中!正面から入れず、ヤコブも見れず。。。
そして、証明書をゲット!!
時計塔の横の通りにある「Pirgurim Office」で証明書をゲットするのに1時間以上はならびます。
夜のサンティアゴ・デ・コンポステーラの町は美しい。
夜遅くまで巡礼者の到着を祝い、
めちゃめちゃ沢山あるバルも夜遅くまで盛り上がっている。
不思議なモンがいっぱいあります。
サンティアゴの町を楽しんだら、その次は『スペインの最果て』と呼ばれる『フィステーラ(Fisterra)』の町へ。
のどかな漁村と美しい海。
そして、ここには巡礼路の『0km』地点があります。
フィステーラの町から4km程歩いたところにあります。
この先が最果て。
みんなここで靴や服を燃やしたり、塔に括りつけたりして、完歩を祝します。
最果ての先端にて。
夕日も美しい。
そして、フィステーラの魚介は巡礼路のそれを凌駕します!!
お次はガリシア地方の食についてアップしたいと思います。
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