次の長期休暇にいかがでしょうか??
スペイン北部ガリシア地方のおいしい魚介類とお酒を頂き、美しい景色を見ながらの気持ち良いハイキング。
その後、のどかな漁村でリゾート。約10日間、スペイン北部を満喫!
基本情報編、巡礼路編、おいしい食べ物編 の3回に分けてアップしたいと思います。
今回は基本情報編です。
今回は100回目の投稿!
僕らはスペイン北部のガリシア地方で100kmのハイキングをしました。そして、ハイキングの目的地到着日も何と記念すべき世界一周100日目。偶然です。
- サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路(Camino de Santiago:Santiagoとは聖ヤコブのことで、Caminoは巡礼路)。
このルートは最長約800km。最も長いところではフランスからスタートしピレネー山脈を越え、また、ポルトガルからスタートするルートもありますが、
目的地はスペイン北西部、Santiago de Compostelaの街にある、Santiago de Compostela大聖堂。
ヴァチカン、エルサレムに肩を並べるキリスト教3大聖地の一つです。
その昔、聖ヤコブが歩き、その足跡を辿る巡礼路。今では年間20万人以上が巡礼をするスペイン北部の一大観光スポットになっています。
- この巡礼路は徒歩では100km以上、自転車では200km以上歩くことによって『巡礼証明書』をゲットすることができます。
僕らは大聖堂まで約110km地点のサリア(Sarria)の町からハイキングを開始。
- 2015年8月11日
スペインのマドリードからALSA社のバスで世界遺産ルーゴ(Lugo)の町へ。
バス料金38.96ユーロ。キャンセルと変更ができないチケットで予約をするとかなり料金が安くなります。約7時間。
ルーゴのバスターミナルからMonbus社のサリア行きバスに乗り換えます。予約不要で、料金もバスに乗るときに支払います。
- サリアに着いてから、巡礼者専用の宿アルベルゲ(Albergue)に宿泊。
どのアルベルゲもとても綺麗です。しかもサリアでの料金は1人10ユーロ(ドミトリータイプならほとんどが10ユーロ均一)。
キッチンがあるところが多く、もちろんWifiもあり、とても快適。
ただ、巡礼者のための施設なので基本1泊のみ。
僕らはサリアの町では準備のために2泊させてもらいましたが、ある程度準備ができている方は1泊で十分です。
夕方からはガリシア地方名産のおいしい魚介(特にタコ!)を食べながらお酒を飲むしかやることはありません。
- そしてアルベルゲに宿泊するには『クレデンシャル(Credencial de Peregrino)』と呼ばれる『巡礼者である証明書』が必要なところがあります。
巡礼をスタートする町の教会で購入することができますので、必ずゲットしてください。1枚3ユーロ。
このクレデンシャルに1日2つ以上のスタンプを押すことで、最終日に『巡礼証明書』をもらうことができます。
スタンプは宿やレストラン、カフェや教会等、至る所で押すことができます。
- そして、クレデンシャルともう2つ欠かせない物があります。
1つ目は、
ホタテの貝殻。
巡礼者は必ずといって良いほどホタテをかばんにくくりつけて歩きます。1ユーロ~で購入可。
昔、ホタテの貝殻にご飯を恵んでもらいながら巡礼していたことからできた習慣らしいです。
そしてもう1つは『Buen Camino!(ブエン・カミーノ)』。「巡礼路を楽しんでね!」という巡礼者の間の挨拶です。
スペイン語が分からなくても、笑顔で「ブエン・カミーノ!」と挨拶し合う。気持ち良いです。
- また、重い荷物を背負って歩くのは辛いです。特に僕らは世界一周中なのでやたらと荷物が重い。
でも、安心です。荷物の郵送サービスがあります。
荷物1つ3ユーロ。次の宿泊地まで届けてくれるサービスです。
めちゃめちゃ便利です。
僕らは毎日このサービスを利用したので、5日間で1人15ユーロ。おかげで荷物は水と雨具のみ。快適でした。
- 地図も僕らは必要ありませんでした。
GPSアプリだけで十分。あとは500mごとにあるこんな感じの標識と、
分かれ道に分かりやすく書かれた矢印。
- そして、この地方は雨が多いです。折り畳み傘とカッパがあれば安心です。
ここまで準備ができればスタートです!
朝食はカフェで、昼食と夕食はレストランにはいり、ビールと肉・シーフード。そして、毎日歩くので健康にも良い!!
どうです、長期休暇にいかが!?
次は巡礼路についてアップします。
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