夫(たくみ)です。

今はカトマンドゥにいます。トレッキングが早く終わったので日本帰国まで2週間余り。このままカトマンドゥにいても良いのですが、どうせなら違う所にと思い、ネパールのチトワン国立公園に4月14日から2泊3日。そして17〜24日まで中国の成都に拠点を移し、本場の四川料理やパンダ、九寨溝や黄龍に行けたら良いなと計画中です。

さて、

少し長くなりますが、僕らがエベレスト街道トレッキング中に書きためた簡単な日記を残したいと思います。

数回に分けてアップします。

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3月24日(火)0日目
明日からエベレスト街道トレッキングが始まる。めちゃめちゃ楽しみだ。2013年の新婚旅行での計画が残念ながら変更。2年間思い続けた旅。

ホテルのオーナーに「明日の朝は早いので、タクシーはどこで捕まえるのが良い?」と聞くと、「明日の朝ホテルの前にタクシーを呼んでおく」と言っていた。それなら安心。
夜、念のため「タクシー呼んでくれた?」と尋ねると、「もちろん!気にせずゆっくり寝てくれ。」と。
21:00就寝。

3月25日(水) 1日目
朝4時起床。支度を終え、5時にホテルを出、ようとしたらホテルの正面玄関が開いていない。ホテルから出れない!
ホテルのオーナーを叩き起こすが、何か忘れている様子。タクシー呼んでなかったみたいだ。フライトが6:15なので、5:30には空港に着きたい。5:10オーナーの手下がタクシーを探しに行く。すぐに見つかり、タクシーに乗り込む。流しを捕まえたので深夜料金込みで600Rs。昨日の夜は予約するから1000Rsくらいと言ってたので安く済んだ。ここタメル地区から空港までの深夜料金としては適正。
何とか5:30に空港に着くと、空港入り口の荷物チェックに長蛇の列。ではなく、人がたまっている。列を作らず、我先にと押し合いへし合いながら荷物チェックを目指す。僕等も負けじと良いポジションを奪い、無事荷物チェックを通過。
この後が正念場。カトマンドゥからエベレストトレッキングのスタート地点ルクラへの飛行機は預け荷物10kg+手荷物5kg。それを超えると20ドル/kgの追加料金がかかる。これから何十日もトレッキングするのに、たったの15kgだけ。数日考え抜き、かなり荷物を厳選し、軽くした!きっとクリアできるはず!
荷物が計りに乗る。
預け荷物2人で28kg。手荷物2人で9kg。7kgオーバー!140ドルの追加か!?
と冷や汗をかいていたら、何も要求されずスルー。保安検査所へ行けと言う。
え?マジですか??
ルクラ便の荷物重量は厳しいと聞いていた。
たぶんだけど、最近晴れが続いていて飛行機のキャンセルが出ていなかったので、満席じゃなかったからだと思う。実際、朝一の良い時間のフライトなのに満席ではなかった。(もしくは、朝の忙しい時間帯で、追加料金を請求する時間が無かったか?)

実際、カトマンドゥ⇄ルクラ便は忙しい。小型プロペラ機の有視界飛行なので、天候が安定していないと飛べない。飛べる時にできるだけ多くの飛行機を飛ばす。
そのためにはイチイチ細かいチェックをしていられないのかも。
何はともあれ荷物チェックをクリアし、保安検査所を越え、待合所へ。2013年の時は悪天候のため飛行機が飛ばず、朝から15時近くまで待ったが保安検査所を越えることはできなかった。
今回はあっけなく通過!しかも、6時に搭乗が開始され、ヒマラヤビューの進行方向左側の席もゲット!
結局大気が不安定なため35分程出発は遅れるしエベレストは見えなかったが、2年間思い続けたルクラ空港に7:30到着!!
ひんやりとした空気の中、コンデ山6168mがお出迎え。めちゃめちゃデカイ!スケールが違う。テンション上がる!!
すぐにガイドのバル・クマール(24歳既婚)と会い、カフェで紅茶を飲みながらポーターに持ってもらう荷物と自分達で持つ荷物を仕分ける。
ガイドのバル・クマールとルートや許可証などの打ち合わせをし、最終日にルクラに戻ってきたときに1泊する今いるEverest Plazaに帰りの飛行機のリコンファームのお願いをし、8:30いざトレッキング開始!
ルクラの街外れにはガイドのバル・クマールの家があり、奥さんにもナマステ〜と挨拶し、今日の目的地のパクディン村を目指す。
ルクラからパクディンまではコンデ山や猫の耳のような2つの頂があるクスムカングル山6367mを観ながらの主に下り3時間弱の道のり。
途中クスムカングルの絶景を楽しみながらタドコシ村で昼食。

しかし、値段がかなり上がっている!僕が食べたダルバートは400Rs。ネット情報やガイドブックでは、この辺りはダルバート200Rsくらいが相場だったはず。ここ3、4年で倍の値段になっている。最近ネパールは急速に物価が上がっていると聞いてはいたが、この辺りはそのスピードをはるかに凌駕する。

ガイドのバル・クマール曰く、もっと高所に行けばさらに値段は跳ね上がる。普通の食事、普通のゲストハウスに宿泊しても1日平均2500Rsは最低限予想しておいたほうが良いと。おそらく来シーズンは更に上がっているんだろうと。
予想をはるかに上回る。お金を下ろさなくては。

※ダルバートについては日本でも少しずつ知名度が上がってきているのでご存知の方も多いと思いますが、大量のご飯とダルと呼ばれる豆のスープ、野菜のカレーや野菜の炒め物、アチャールと呼ばれるネパールのピクルスをぶっかけて混ぜ合わせて、本来は手で食べる物。ご飯以外は全てそれぞれの家庭の味で別の料理に近い味。さらにそのほとんどがお代わり自由で、食べ終わりに近くなると追加に来る。毎日食べてもあきないし、確実にお腹いっぱい食べれる。ネパール人のパワーの源。食事に関しては後程まとめて報告します。
12:00過ぎ、パクディン村2610mに到着。本日のホテルSnowland Hotelに直行。雨が降りそうな天気になってきた。
ってゆーか、めちゃめちゃ良いホテル!!illyのカフェ付きだし。コーヒー頼むと半分くらいフワッフワの泡がついてくる(ちなみに僕はコーヒーやビールの泡は嫌いです。後にも先にもここ以外に泡付きの飲み物は出てきませんが。)。共用トイレだがトイレにシャワーらしきものも付いている。
だが、寒いっ!歩いているときは半袖1枚でも汗ばむような日差し。でも、日差しが無くなるとフリースやダウンジャケットを着込んでも震える。
トイレのシャワーらしきものを利用し、タオルで身体を拭く。もちろんホットシャワーは無し。
散歩したり、ホテルの広間で映画やサッカー放送を観ながら時間を潰す。

18:00に夕食をいただく。

少しガイドのバル・クマールとトークし、寒いのでブランケットを借り、寝袋の上にブランケットをかけて寝る。
21:00就寝。
初日たったの3時間しか歩いてないが、結構疲れた。

初日写真集

ルクラ空港 朝5:30にも関わらず、トレッカー等で大混雑。たぶん5:30オープン。

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やっと入れた国内線搭乗口。2年前より綺麗になってる?

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小さいプロペラ機。大気が不安定だとめちゃめちゃ揺れます。

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35分間出発を待ちました。20人乗りだったかな?

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ルクラ空港に到着!コンデ山がお出迎え。

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僕等の乗っていた飛行機は次の客を乗せ、慌ただしくカトマンドゥに戻って行きました。
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ルクラの街。とても綺麗に整っています。午前中はトレッカーで賑わう。帰りに散策しよう。

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猫耳のような形をしたクスムカングル山。こんな景色を見ながらの昼食は贅沢。

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パクディン村。illyのカフェ(機械?)が入っている今日の宿泊場Snowland Lodge。エベレスト街道はキレイなロッヂも沢山あります。 image

Snowland Lodge広間。エベレスト街道のロッヂには必ずこういう広間があり、17時前後になるとストーブが焚かれるので皆集まってきて本を読んだり、トランプしたり、歓談します。

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エベレスト街道の運送屋ゾッキョ。いつも大人しくしています。

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