キューバのハバナ国際空港(ホセ・マルティ国際空港)に到着。
この空港はかなり古めの空港。
(この前オバマ大統領が降り立った空港)
荷物受け取りの電光掲示板はかなり適当で、しっかりと表示されない。
「カンクンからの荷物はどこにでてくる?」と空港職員に聞いても、
「たぶんこの辺り」的なあいまいな解答しか得られないので、少し不安になる。そして、出てくるのも遅い。
空港内には幾つか両替所があるけど、どれも長蛇の列ができているのでとても時間がかかります。
ATMは出発ロビーにあります。
この時は使えたので問題なかったが、使えないこともあるようなので、空港から出るのに、かなり時間に余裕を持っておいたほうがいいかもしれません。
でも、並ぶのも悪くありません。
こんな感じで、空港職員はみんな派手な網タイツ姿!!
ボロくて、効率悪くて、、、セクシーな空港ですw
空港から市内への交通は、
⭕️タクシー
⭕️ローカルバス
のどちらか。
僕らは、機内で再開した知り合いの日本人の2人組と一緒にタクシーで市内に行くことを選択。
タクシーは到着ロビーからだと25CUC(約2800円)。
少し高い。
空港に到着したタクシーを出発ロビーで捕まえると20CUCでいけるらしいので、出発ロビーへ。
続々とタクシーが出発ロビーに着くので、どれか1つ捕まえて料金交渉。
20CUCでOK!
車に乗り込むと、すぐに私服警官に運転手が連行された。
おそらく、出発ロビーから客を乗せるのは禁止されているようです。
たまたま取り締まりをしているときだったらしく、不幸な運転手。
到着ロビーからだと安く市内に行けることを知っている旅行者やキューバ人がかなりいて、この時だけでも沢山のタクシー運転手が連行されていた。
ごめんね。タクシーのおっちゃん。
出発ロビーからタクシーに乗るのは諦めて、
もう1つ安くタクシーで行く方法を選択。
空港外に出て、大通りを走っているタクシーを捕まえる。
一番最初に通りかかったタクシーは、何と50年代のクラシックカー!!
カッコイイ!!これぞキューバ!!
ここでも値段交渉したが、20CUC以下にすることはできなかった。
噂では15CUCまで値切れると聞いていたけど、たぶんボロいちっこいタクシーなら可能だったと思う。
(帰りに乗ったハバナ市内から空港の流しのボロタクシーは12CUCでした)
今回はクラシックカー!ガソリンの消費も相当だと思う。
超かっこいいし、キューバに来たら1度はクラシックカーに乗ってみたいと思っていたから良しとする。
というか、しょっぱなから大満足!!
渋い音を立てながら、市内に向かう。
ボロいタクシーやクラシックカーにはエアコンが無いことが多いので、窓全開で。
砂埃と排気ガスで身体はかなり黒くなります。
市内に到着すると、そこは社会主義特有の大きくて単調な建物と、古くボロボロの小さなビル。
そして、街中には沢山の50年代クラシックカー!(全て観光用タクシー)
(最近観光客が急増しているのでガレージの奥で埃を被ってたクラシックカーを取り出してきて観光客用の商売に使っているらしいのでクラシックカーが相当増えているんだとか。もちろん日常的に使ってる人も多い。)
白人に近い人や、混血や黒人の肌の色。
昼間っからビールやラムの瓶を片手に歩いていたり、公園で飲み会を開いていたり。
とっても不思議な雰囲気です。
宿に到着。
通称「アニータの家」(日本人だけが泊まれる宿。前にアップしたブログに詳細あり)。
宿が入っているビルの下に立ち、「アニータ!!」と大声で呼ぶと、上から鍵を放り投げてくれるシステム(最初の1回だけです。滞在中は鍵を貸してくれます)。
1発で気付いてくれる時は良いんですが、何回も叫ぶ時はちょっと恥ずかしい。
でも、キューバの人も家に入ったり、友達を呼ぶときなどはたまにビルの下から大声で呼んでいるので、これがキューバ式なのかもしれません。
優しいアニータ
ハバナには3泊滞在。
この日はもう夕方なので、本格的な行動は明日からにして、食料などを買い込むために街へ。
街にはスーパーがちらほらあるけれども、お惣菜のようなものは皆無。
品物は少ないし、値段も高いし、正直使えない。
でも、野菜や肉は街中の露店で買えるし、軽食やビールなども街中の地元の人が溢れるお店で手に入れられます。
観光客向けの高めのレストランもカピトリオ周辺やオビスポ通り、海(川)沿いに沢山あります。
3月12日
ビニャーレス観光とトリニダへの交通手段を確保するために、「ホテル イングラテーラ」内にある旅行会社の「Cuba Tours」に行く。
朝イチで行くことをお勧めします。
時期によっては沢山お客さんが並んでいます。
ビニャーレスへの1日観光(59CUC。ラム工場、葉巻工場、インディヘナ洞窟見学、昼食込み)はすんなり予約できたのですが、
トリニダ行きのバスの予約が難しかった。
数日後にオバマ大統領がハバナに来るので、観光客をハバナから遠ざけるための観光措置がされているらしい。
さらに3月はキューバ観光のシーズンなので、普通でも予約しにくい交通が、さらに少なくなっている。
トリニダまでは
⭕️Cuba Toursで予約する午前のバス(25CUC)
⭕️Cuba Toursで予約する午後のバス(乗り合いタクシー、30CUC)
⭕️観光客がよく使うViazul社のバス(10CUC)
が主な交通手段。
午前のバスは4日後まで予約で一杯。
Viazul社のオフィスは街中から5キロ以上離れている上に、この時期の予約は難しいだろうと判断。
午後のバス(乗り合いタクシー)は、文字通りのタクシーなので4人揃えばOK。
乗り合いの残りの2人も旅行会社が見つけてくれるので問題無し。
混雑期にはこの交通手段が有効だと思います。
ハバナ市内観光
(観光用クラシックカータクシー)
(旧国会議事堂:オバマ大統領が来るからか、綺麗に修繕工事中)
(観光客の多いオビスポ通り)
(チョラテを飲んでたら、♪チョコラ〜テッ♪チョコラ〜テッ♪と歌ってくれたおっちゃん。ちゃんと5CUC請求してきたので、1CUC払いました)
(これぞ本物のクラッシックカー!w)
(革命家カミロ・シエンフェゴ&エルネスト・ゲバラ)
(コロニアル様式の建物)
楽しいです。
雰囲気も良いし、建物やモニュメントを見るのも楽しいし、お土産もめちゃめちゃテンション上がります。
(ゲバラアイテムを沢山買ったことは言うまでもありません)
ハバナ市内の食
後で知った情報では、国営のレストランが多いらしいが、値段が高い上にあまり美味しくないとか(社会主義は営業努力をしません)。
最近は個人営業のレストランも増えてきているので味は上がっているらしいですが、観光客向けのレストランは決して安くないです。
僕らはもっぱら地元の人用の、屋根の無い安いお店で食べました。
ピザやパスタ 10CUP(約50円)
アイス 3CUP(約15円)
これらは街中の至る所で食べることができます。
アニータの家の斜向かいにある青い日除けのお店。3回も食べに行きました。
こんな感じで立食い。
僕らのハバナの安飯No1!!
(と言っても、キューバ人の平均月収は20ドル程度なので、キューバ人にとっては贅沢な食べ物なのかもしれない)
3月13日
キューバ西部の観光地のビニャーレス渓谷(世界遺産)へ。
僕らは日帰りツアー(英語ガイド、昼食付き)に参加したんですが、もし時間がある場合には個人で訪れ、1〜2泊するととても楽しいかもしれません。
ツアーは、、、あまりオススメしません。
ビニャーレス渓谷は丸い山が沢山ある独特の風景。
個人の葉巻農家見学
(葉巻テイスティング)
(乾燥中のタバコ葉)
ビニャーレス渓谷もインディヘナの洞窟も美しいんですが、インパクトに欠けます。
旅慣れているともっとすごいものイッパイ見ちゃいますからね。。。
葉巻工場はなかなか面白かったです。
あと、セクシーダンスレッスン(サルサ)の見学もなかなか良かった。
追記
ビニャーレス渓谷観光の次の日からトリニダやバラデロ観光を計画していましたが、観光シーズンの上に、オバマ大統領訪問に際して観光客をハバナから遠ざけているために、ハバナ以外の観光地に人が溢れているらしい。
特にハバナから近く、キューバきってのビーチリゾートのバラデロは観光客でごったがえしているらしい。
バラデロのビーチリゾートでは、オールインクルーシブ(宿、食事、酒を含む飲み物、リゾート施設のほぼ全てが含まれている)が大人気。
本来は、ハバナで予約を取るよりも、直接バラデロのリゾートホテルに行くほうが安く申し込めるらしい。
でも、今は観光客で溢れているので、直接行って宿泊することができずにハバナに帰ってきた人もいるという情報を聞き、
慌ててイングラテーラの旅行会社で予約申込みしました。
でも、どのホテルもイッパイで予約できず。
結局、旅行会社の係りの人の友人を通じて無理矢理予約をねじ込んでもらいました。
今後更に観光客が増えてくると見込まれるので、観光シーズンに限っては事前に予約しておくことも視野に入れた方が良いかもしれません。
明日は世界遺産トリニダの街に移動します。
posted by Takumi
ブログランキングに参加しています☆よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村