2015年10月7日
ジンバブエに来た最大の目的は”トレッカーズパラダイス”と呼ばれるチマニマニ国立公園に行くこと。
ここは日本人はもちろん、ジンバブエ人ですらほとんど知らない、手付かずの自然の中でトレッキングや生活が楽しめる場所。
ガイドブックにもほんのちょっとしか掲載がない。
僕等は、1日目は山小屋、2日目は洞窟で夜を明かし、2泊3日でトレッキングをすることしました。
ここでは火を作るのも自分で、水を得るのも川からなので、もちろん山小屋に人はいません。
ただ、建物があるのみ。
なので、2泊3日分の食材をチマニマニ村で調達。
トマトやオレンジ、アボカド、豆やサバの缶詰、食パン、ビスケットを買い込みました。
まず、チマニマニ村のヘブンロッヂで送り迎えを手配(1台30ドル)。
ロッヂの白人スタッフに公園内について情報を得たり、地図を写真に撮り、準備万端!
10月7日 朝9時にロッヂを出発し、
(自然豊富なチマニマニ村から、さらに自然の中に入っていく。)
10時過ぎに公園の入口に到着。
公園の入口で何日間滞在し、どこに宿泊するか申告しなければならない。
延泊すると行方不明として扱われてしまうらしいので注意!
入園料が10ドル、1泊9ドル、2泊3日 28ドル/人を支払う。
そこで、入園者のリストに名前などを記載するんですが、何と!リストには約2週間の間に僕等を含め5組くらいの名前しか無い。
しかも、今この広大な公園内にいるのは日本人がたったの1人だけで、しかも、今日下山予定。
つまり、今日の午後からは僕等だけ。
平均3日に1組入園しているので、僕等の滞在期間中、他の人は誰一人来ない可能性がある。
(実際には僕らが滞在していた2日目に日帰りの訪問者がいたらしいが。)
とっても優しい受付のおばちゃんフェリシカと記念撮影し、
「帰ってきたらお茶を振る舞うよ〜。迎えの時間より少し早く下りて来な〜。」 なんて優しい。
ジンバブエ人は親切で気の良い人が多い。
いざ出発!
山小屋まで3時間ちょっとの道のり。
かなりの登り。
景色も良い!!
途中、下山中の日本人に遭遇!
彼はJICA隊員でジンバブエの首都ハラレに滞在しており、来月日本に帰国するんだとか。
最後の休暇を使って、ガイドと共に1泊2日で国立公園を楽しんでいたそうな。
彼から山小屋の管理室の鍵の場所を教えてもらう。
この情報がめちゃめちゃありがたかった!!
誰もこの情報は教えてくれなかった。
もしかしたら一般旅行者には知らされない情報かも。
でも、山小屋で快適に過ごすには必要な情報。
鍵の場所は後述。今後もソコにあるのかはわかりませんが。
2時間程で登り切り、約1時間の軽い下り。
この下りも頻繁に景色が変わり楽しい。
山小屋に到着!
人がほとんど訪れない公園なのに、立派な山小屋。聞けばこの小屋、70年代に建てられすでに40歳近いらしい。
今日は僕等の貸切!
入口を入ってすぐ右上の壁が突き出てる所に管理室の鍵が有りました。
管理室には鍋やヤカン、食器、布団がある。
山小屋内はかなり広く、暖炉があるダイニングルームと簡易ベッドが7台ある寝室が2部屋。
電気は無し。
少し離れた所に洋式トイレ、山小屋の裏に水道とシャワー。
快適すぎる。
でも、水道の水は有限。(今の時期は乾季らしくさらに得にくい。)
使いすぎると出なくなります。もちろんトイレも。シャワーは使わない方が無難。
水道水は浮遊物がかなりあり、そのまま飲むには躊躇するレベル。
ちなみにジンバブエはアフリカの中でも水がきれいなので、水道水が飲めます。
でも、山小屋の水道水は飲むにはなかなか勇気がいるので、山小屋から15分程下った川の水か、水道水を沸かして飲むのをお勧めします。
薪を集め、暖炉に火を作り、簡単な料理。
豆とサバとトマトのピリ辛ソース。美味!
管理室の鍵について知らなかったら料理もできなかったし、お湯も沸かせなかった。
18時半には真っ暗になり、満天の星空!
21時前、寝袋に包まり早目の就寝。
何故か虫も少ない。
夕方からちょっとだけ蚊が出ましたが。 猛獣もいなそう。
明日はモザンビーク国境のスケルトンパスを訪れ、レッドウォールケーブ(洞窟)に泊まります!
ブログランキングに参加してます☆クリックしていただけると嬉しいです♪
↓↓
にほんブログ村