サハラ砂漠の端っこツアーに参加してきました。
ラクダに乗って、テントに泊まって、満天の星の下で寝て。
砂漠の真ん中を1人で彷徨ったわけではないので、快適で至れり尽くせりな、貴重な経験ができました！
5月25日
トドラ渓谷ののりこさんのMAISON D’HOTE LA FLEURでご一緒させていただいた
自称・プロトラベラーのRIOさんに天然の水場を教えていただく。
おいしくて飲みやすい。もっと早く知っていれば。水代が浮いた。砂漠ツアーに備え、3L程拝借する。
本日は砂漠の入り口、メルズーガに向かう。チャウさんことアシハラさんとご一緒。
のりこさんの所を出てティネリールのバス停へ向かう。
こちらもトドラ渓谷とは違った絶景！僕等はミニバスで移動しましたが、時間があったら歩いてみると良いです。
一説によると、写真を撮りすぎて6時間程かかるとか。。。
ティネリールのバス停。
バスまで時間が有るのでバス停でいいにおいをさせている鶏肉バーガーを食べる。
鶏肉2串分とトマトと玉ねぎを刻んだやつ。それとスパイスと塩。もちもちのパン。
うまい！7DH（90円弱）。バスを待つ間に最適！
いつものように30分程遅れてバスが到着。ティネリールからメルズーガは16時発のスープラトゥールバスしかありません。
21時半、メルズーガに到着。休憩なし。ちゃんとトイレは済ませておくように！
メルズーガから本日のホテル『ワイルドネス ロッヂ』のお迎えが来ています。
料金の50DHを3人で割る。
このワイルドネスロッヂも日本人の方が多く宿泊し、オーナーのオマールも日本語上手！
料理も上手！
到着が遅かったにも関わらず、夕食を用意してくれている。おいしいタジンで作った何か。（トマトベースの鶏肉と卵の煮込み？）
ホテル1泊分と2泊3日の砂漠ツアー料金680DH（ホテル1泊130DH、ツアー550DH 8500円くらい）を支払う。
これで1泊2食、ホテルでのホットシャワー・WiFi・洗濯機、ツアーの食事・ラクダ・ラクダ使い全部込み。
土でできたホテル。モロッコでは一般的な作り。よりモロッコ気分を味わえます。
おやすみなさい。
ちなみに、このロッヂ、ワイルドネスロッヂと呼ばれていますが、
看板にも、建物にも、オーナーの名刺にも『Wilderness Lodge』と書かれています。
5月26日
次の日の朝ごはんは名物ベルベルオムレツ。
トマトと玉ねぎと豆のオムレツ。たぶんベルベル人の伝統料理？
右上がオーナーのオマール。右下がチャウさん。
この後タクシー（ベルベルタクシー）を使って、湖と黒人音楽を見学。
なかなか良い！思わずCDを購入。この音楽を使ってモロッコの動画を作ろう。
タクシー代300DH（1人でも3人でも300DH）とCD100DH。
砂漠ツアーは夕方18時出発。
チャウさんと、フェズから到着した日本人のカップルの5人旅。
ラクダ引きのユセフ。日本語もイケて、しかもおもしろい。バッチリ世話をしてくれる。
端っことは言え、マジの砂漠！絶景！！
風紋もキレイ。
定番の写真。
今日は2時間の旅。
噂通りの乗りにくさ！乗ラクダが楽しいのは最初の15分だけ。
あとはひたすら落ラクダしないように耐えて、砂漠の景色を楽しむ。
テント到着。
5人で十分な広さ。
ラクダも休む。寝るときはこんな感じ。
生きてます。
怪しい天気。少し雨が降ったがすぐに上がり、砂漠の虹。
小高い砂丘で夕日を眺める。
食事。
砂漠の真ん中でタジン鍋！
その後、星を見たり、砂漠を見たり、自由に過ごし就寝。
月明かりが明るいので星はあまり見えない。3時過ぎ頃に月が沈むので見時を迎えるが、起きることができず。
5月27日
次の日も朝から移動。
本日は3時間かけ、アルジェリアの国境付近まで行く。アルジェリアが目視できる。
砂漠の向こうっ側はアルジェリア。
今日は快晴！激烈に暑い！
テントに着いてからも日陰が無い。テントの中は真夏の車の中のよう。
昼ごはんのモロッカンサラダを食べ、
歩いて15分くらいの大きな木の下で涼む。
2時間ほど昼寝。
テントに戻るとラクダ引きのユセフが騒いでいる。
『ラクダいない。明日歩く！』
探すのを手伝う。広大な砂漠。足跡を糞を追うが見つからない。
諦めかけたとき、
砂漠のちょっとした茂みに穴を掘って巣にしている小さいキツネを発見！
めちゃめちゃかわいい。追いかけてみるけど早い。運が良かった。
そうこうしているうちにユセフがラクダを見つけて帰ってきた。
「もう少しでアルジェリアだったよ！」
かなり遠くまで逃げて（草を食べに行って）いたようだ。
夕食は
今日もタジン！
砂漠で食べる熱々の鍋。みんな競うように食べる。
そして、毎食後はオレンジやメロンやスイカ等のフルーツ。ミントティー。最高にうまい！
今日は外で寝る。
風も無く、絶好の星見日和。
2時半頃目覚め、砂漠の真ん中で立ちションし、月が沈んだところで写真撮影。
天の川までバッチリ！
いつも山の中で星を見ている。同じくらい満天の星空は何度も見ているが、寒かった。
砂漠は寒くない！思いっきり星を楽しむことができた。
5月28日
4時半起床。
食事を済ませ、6時出発。
途中で朝日。
内腿と股関節の痛みに耐えながら、3時間半のつらい長旅を終え、無事ホテルに帰り着きました。
めったにできない本格的な砂漠テント泊。本当に楽しめました。
次はナミビアのナミブ砂漠に行く計画を立てているので、今から楽しみです！
昼食を近所のレストランでいただく。
ケフタ。スパイシーな肉団子のこと。それをモチモチのパンにフライドポテトと共に挟み、かぶりつく。
うまい！15DH（180円）でお腹一杯になる。
そして、5日間行動を共にさせていただいたチャウさんとお別れ。
また世界のどこかで会いましょう！
今日の夜から夜行バスでメクネスに向かい、1泊予定。
目的はメクネスワインと羊の脳みそ！
今月末日にはスペインに海路で入る予定で、急ぎ足で行動します！
ではでは。
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